林の中に小さな社があった。
どういう由来やら縁起やら、古いものではなさそうだ。
つい最近というわけではなさそうでありながら、しっかりと建っていて、水平垂直が保たれ、風化していない。
こういうのが建っていると、小ぶりでも、ある雰囲気をかもしだす。
扉を開けたら、あっと驚くサプライズが用意されている、なら面白いけれど、そういうことはないのだろう。
最近の若者はやるのかどうか、お堂の中に置いてある何かを持ってくるようにという約束に怖い仕掛けがあって、というような肝だめしにうってつけだ。
石積みがしっかりしている。
追記:ひまひまに、文章を手直ししたり、付け加えたり、てにをはを削ったり換えたりしている。
他の日のものも気づけばついつい放っておけない。