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『山』ときたら、次は『川』であって欲しいけれど、そうではなかった。
この近くには『思川』が流れていたはず。
思川というのも変わっている。
哀しい伝説でもありそうだ。
それにしても、山と言いながら、電柱を支えに張り巡らされた電話網に光ケーブル。
向こうの丘の上には、高圧送電線鉄塔。
何かにつけてぼやくのだけれど、こういう夾雑物が風景から消えてこそ、文化的生活だ。
『電線だの光ケーブルだの有線だのと邪魔なものがたくさん地上数メートルに張り巡らされていたんだって・・』と語る時代は何十年先か、百年単位の先か。