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庭師任せの『型』が良いという考え方をせずに、自分で小さな庭を色々と楽しもうとするならば、木は植えてはいけない。
それは今までに何度も思ったこと。
地表だけの姿ならまだしも、地中に根を張るのがなにかと困るし、いつの間にか大きく育って手に負えなくなる。
うちの庭は六坪あまりなのに、ヤマボウシ、モミジ、ビワ、ロウバイ、イヌツゲなどが植わっている。
一番大きくなってしまったのが、双葉しかない幼木を生家の庭から持って来たモミジ。
日当たりを良くして野菜を作りたいといつも思うものの切り倒せずにいる。
そうしてこの時季だけは二階から見下ろして楽しむ。
隣家との隙間の紅葉狩り。