6日目の朝は、豚肉のコマ切れを生姜炒めにしてみた。
単純な調理なのに、なぜこうも上手くいかないのだろうと思うほどに濃過ぎでしょっぱ過ぎだが、久々の動物性タンパク質なので飯の上に乗せて食べた。
味噌汁はエノキとモヤシと豆腐に長ネギのみじん切りを入れた。
味噌汁は失敗などするわけがなさそうなのに、何だかうまくない。
旅の途中で買った何とか谷味噌というのが私に合わないのか、煮立てすぎなのか。
絹ごし豆腐と納豆は定番の味だから、食べて違和感なく心落ち着く。
豆腐、納豆、醤油、味噌がそれぞれの身の上来し方をお盆の上で語る朝。
7日目の朝は賞味期限の切れてしまった鮭の切り身を一度に2切れフライパンで焼いた。
焦げ目のついた本当の焼き鮭が好きなのだけれど、この頃はフライパンを洗わずに毎食調理ごとにそのまま使う。
バターの味が残っていたり、わずかに前の味が残っているのもいいし、洗う手間が省ける。
はるばるチリからやって来た鮭はおいしくいただいた。
サトイモはラップをかけて電子レンジで温めると、皮がつるんと剥けていいと聞いたので、10分チンでやってみたら、少々長過ぎた感があれどうまくいった。
生姜醤油につけて食べるというのも聞いていたからやってみたら素朴でうまい。
2個だけ食べて、残りは昼飯に。
味噌汁はもらった大根に葉っぱが付いていたので先をちぎって入れた。
もやしと長ネギも入れたが、前日夕食の残りなのでまずくない程度。
8日目は今回の帰省では、独りで食べる最後の朝食。
ウチで白菜鍋の昼食会を千葉からの友人と地元の二人の同級生との4人でやる予定だったから軽い朝食。
飯は昼飯時に炊くことにしたのでチャルメララーメンモヤシ入り。
左上は、とにかくモヤシを全部使い切るために作ったモヤシとニンジンの野菜炒め。
右上はもらった大根についていた1本分の葉っぱを炒めてみたものだが、かなり時間を掛けたのにかたいまま。
あとで知ることになるのだけれど、少し煮るとか塩もみするなどのひと手間やってからすべきなのだとか。
ごま油も入れてまぁまぁの味だったのに、かたいし歯に挟まるしで、半分も噛み砕かないウチに飲み込む。
右下は石油ストーブ上に沸くヤカンのお湯で作った温泉卵。
教えてもらった通り前日に作り、朝用に1個残しておいた。
沸いた湯に入れて放置しただけだが、温泉卵は温かいウチに食べたい。
さらにもう一度湯につけたら、黄身はかたくなり温泉卵でなくなるだろうと思われたので、冷たい温泉卵。
冷泉卵をチャルメラに載せていただく。