竹やぶでこれを見た時に、柿がなぜここにあるのかな、と思った。
柿の花が咲き終わってしばらくすると、小さな柿が地面にたくさん落ちる。
自然淘汰なのだと思っていたが、色々と違う理由があるそうだ。
それはともかく、落ちた未熟な柿が腐って緑色でなくなったのによく似ていたから勘違いしたのだ。
穴が空いていて萎みかけだったから突ついてみたら、やはり煙状の胞子がでた。
ホコリタケは前に見つけたことがあるけれど、これは違う。
調べてみたら、フクロツチガキ。
漢字で書けば袋土柿だろう。
見た目そのまんま。
ところが栗に似ている同類もあって、それはツチグリというのだとか。
ヘタ部分がおいしそうに見えるけれど食用にならない。