雄花の中でぐるぐる回る花蜂。
花粉まみれになって雄花から出てきたところ。
雌花の中でぐるぐる受粉中。
受粉十分クリユタカ生育中。
いつも育てているバナナカボチャの方は、まだ雄花が何個か咲いただけだが、苗を買ったクリユタカは、雄花雌花が花盛り。
宇治の方は住宅地なので、ガレージ上に置いたプランターで育てたカボチャは雄花の蕊を雌花に擦り付ける人工授粉をした。
実は数センチの状態で生育が止まってものにならないのばかりだったから、育てたとはじつは言えなくて葉っぱが茂っただけに終わった。
ここ十日町市の田舎では、どんな蜂もいるので、受粉は全くの花蜂任せでいい。
クマバチとニホンミツバチのちょうど中間ほどの大きさの、たぶんマルハナバチが花から花へと飛び回る。
潜り込むと、蕊の周りをぐるぐる高速で回る。
蜜を吸うとか花粉を集めているという作業には見えない。
2匹が一つの花に入ってしまうこともあるが、2匹でぐるぐる横向き姿勢で回る。
雄花の花粉をとりあえず体に付着させ、雌しべでは蜜を吸うという動きの間に受粉が成されるのかな?
受粉が成されなくても種無しカボチャができたら良さそうなものだけれど、受粉してはじめて実として成長をするということなのか。
体に着けた花粉は6本の脚を使って花粉団子にしてから巣に運ぶのか、それとも巣の中でこすり取りながら貯蔵室に入れるのかな。
ニホンミツバチを飼いながら、別の蜂の観察探求をしようとまでは思わないけれど、危険を感じない昆虫の動きには興味を引かれるばかりだ。