双頭ならば、双頭の鷲の紋章が思い出されるけれど、双尾は文字変換でも出てこない。
このニホンカナヘビは草刈機で雑草を薙ぎ払ったあとにひょっこり現れた。
キラキラ光るニホントカゲなら、尻尾切りの後の再生が何かのはずみで2本出てきちゃったということになるだろうけれど、カナヘビだと今一つピンとこない。
イレギュラーも地味だと目立ちにくい。
スマホを構えて撮ることができたのだから、動きの間の溜めを長くとるこいつの個性が尻尾切り状態を起こさせたのだろう。
逃げおおせたけれど、再生尾が2本生え、一方の尾はさらに切れて再再生した模様が分かる。
これが長生きできる特徴となったなら、そうして繁殖力も旺盛な血筋だったなら、うちの辺りには双尾のカナヘビが多くなるのではないか。
そのうちニイガタソウビカナヘビという新種になるかもしれない。