4年前から、この病院にかかるようになり、手術をするために入院を2回して、通院はもう何十回にもなる。
患者の目からしても、病院が世の流れとともに変化していくのがわかる。
新型コロナウィルスのことが一番に急激な変化をもたらしたわけだけれど、昨日の時点では「まだここはコロナ感染者が一人もいない」と医師が言っていた。
水際作戦と言うのだろうか、とにかく感染者と疑われるものさえ入れないという徹底した検温と消毒とマスク。
コロナ感染者を入れないという本末転倒のやり方で、病院を守るることが徹底されているようだ。
であればこそ、私も安心して入院して手術なんぞ受け、また治療するために入院申し込みをやってきた。
コンビニも薬局もレストランも郵便局もATMも何でもあるのだけれど、今回は入院用具自販機やマスク自販機に初めて気づいた。
私に必要な失禁用パッドもあれば、ボクサーパンツもあり、洗面用品一式もある。
放射性ヨード治療を受ける隔離室に持ち込むものは、基本的にその部屋に置いて出なければならない(携帯電話はジップロックのようなものに入れて可能)。
テレビカードは残り分があっても持ち出せないのかな・・・などと思ったりするけれど、ほとんどの物を自販機とコンビニで調達し捨ててきたら良さそうではある。
百均の老眼鏡とブックオフの文庫本と週刊誌1冊は持ち込もうと思っている。
入院慣れしてくると、手ぶらで行って手ぶらで帰ってくることもできそうだ。