鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

庭の石を動かす

2020年07月15日 07時00分00秒 | 仕方






雑草ぼうぼうの庭の草刈りをしていると、『庭石は何十年も経つと地中に潜っていく』のだと分かる。
火山噴火の降灰や土石流などがなくても、植物の繁茂の繰り返しでできる腐葉土によって土が盛り上がり地層ができるのだと実感できる。
すると、太陽光の光合成で結果的に土が増え、地球はわずかずつ大きくなっているのか?
これは子ども電話相談で聞いてみたい気がする。
それはともかく、草刈り機で作業をやるのに、庭石はとても邪魔な存在だ。
ナイロン糸回転方式は、カヤ、ヨモギ、ツル性の木などをスパッと切れないから、回転ノコギリ刃を使いたくなる。
刃先に超硬金属を付けた良く切れる回転刃は、隠れている石にチュイーンと当たって火花がでるだけでは済まず、刃も欠ける。
芝刈り機をかける時も、大きい石なら当たっても動かなくなるだけだけれど、ちょこっと地表に出ている石は具合が悪い。
またいでしまうと、回転刃がガガガーとすごい音を立てるし、刃が止まってベルトがキュルキュル鳴ったり、そのままにするとベルトが切れる。
というわけで、草刈りに邪魔な沈んでいる庭石を、いっそのこと掘り起こしてしまおうと思い立つ。
重い鉄棒(バール)を使い、角材などをかましたり、単管鉄パイプを差し込んだりしてやる。
コロを使ったり、ブルーシートを使ったり、竹の上を滑らせる方法がネットに紹介されていたりするが、そこまでの移動はしない。
チェーン・ブロックも持っているけれど、独りで大掛かりにやるのは危険なので、それもしない。
とにかく乗用芝刈り機で動き回れるようにしたいという一心で起こして、どける。
芝刈り機を乗り回すだけで、見た目に草刈りが済んだという感じに持っていきたい。
楽をしたいために、汗びっしょりになり、動悸がして不整脈になったりする。
本末転倒気味で非生産的だけれど、こういう肉体労働はついついハマってしまう。
コメント (4)
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