昨日は良い天気になり、何年も続いているニホンミツバチの群からの分蜂があって、ここに入って欲しいと仕掛けた飼育箱のうちの1つに蜂球を作った。
外に突き出した巣門と金稜辺のネットに固まり、入居行動に入らないまま安定してしまったのは先日と同じ。
先日に強制捕獲を試みた分は、元に戻り、蜂球が徐々に小さくなり、分裂したりしてほぼ消滅なのか雲散霧消なのか完璧失敗に終わった。
そういうわけで、期待はしつつただ見守ることにして手出しは一切せず、どうにでも好きなようにということに決めた。
以前、インド旅行中の国内線で予定の飛行機が飛ばないことがあり、『私にはパイロットの気持ちが分からない』とガイドが言い訳にならない理由を言っていたことを想い出した。
気にせず他のことをしようと、蜂球群が目に入らない場所でのひと仕事を終えた半日後に、観たのがわんわんと低く群れ飛ぶミツバチの群。
竹藪にある杉の木下の待ち箱に集まり、ぞろぞろと巣門に入っていくのが観られたので、4m程離れてずっと観続けた。
午前中に分峰した群なのか、それともそれらは私の思惑通りに入居して、新たな1群だとして2群一度の入居なら最高なのだが。
安定入居中の状況を確認できたので、午前の分を観にいくと蜂球は10数匹居残っていただけで箱の中にも居なかったから、これがあれかと納得した。
これで一応、今春目標である、わが飼育ニホンミツバチ倍増計画が達成された。
そうなると、さらに欲のでるのが人の常、わくわくは続く。
この杉の上方に仕掛けた鳥の巣箱には、まったく小鳥のやってくる気配はない。