どう見比べたって、キハナショウブ(黄花菖蒲)とそっくりだけれど、たしかに池(水は抜けてしまっている)に生えていて、垂れている外の花びらが尖っている。
だから、今度こそキショウブに間違いないと思いたいけれど、水の中から生えているわけではないから、確信が持てない。
放置されている小さな泥田にも同じのが生えているけれど、そちらはまだ花が咲いていなくて比較できない。
もやもやしながら庭を徘徊していたら、前にツルニチニチソウ(蔓日々草)の6弁花を見つけた場所に目が止まり、又ないかと探した。
そうしたら、今度は4弁の花がふたつと6弁の花がひとつ見つかった。
こういう特殊な場合は、蔓元を手繰って移植して増やしたりするべきか、異端として排除するべきか、ただ眺めて推移を見守るべきかと思ったりする。
オオナルコユリ(大鳴子百合)が食べられる状態を過ぎて伸び上がり、鳴子状のつぼみをぶらさげ、下から咲きはじめていた。
覗き込める位置ではないので、スマホを上向けにかざして撮ってみた。
昨日からの小雨が夜中も降っていたようで、雨をやり過ごすために閉じたタンポポ(蒲公英)の綿毛が朝日を浴びて開きかけている。