シャガの漢字表記は何かと検索したら、(射干 著莪 胡蝶花 Iris japonica)とあった。
斜め読みにしか読まなかったけれど、中世に大陸からの渡来なのに日本原産のような扱いで、名はインド由来の当て字だったりするようだ。
3倍体で種はできないが、地下茎を伸ばして大繁茂するということで、まさにわが家のシャガを見れば納得だ。
裏の川を渡るために、昔は大きな土管の上に土を盛った土橋があったのだけれど、何故か亡き母が50万円を掛けて頑丈な橋に掛けかえていた。
全国に相当数あるという、たぶん届けもださずに勝手に私用に作った勝手橋の1つだと思われる。
その狭い橋の上をシャガが這い進んで、『勝手橋なんだからシャガの勝手でしょ』という植物の性はすさまじい。