3ヶ月間の帰省から戻って、すぐに玄関靴箱上のカブトムシ飼育箱を覗いた。
幼虫から蛹になっていた時点で6匹いたのが、1匹は羽化に失敗したようで5匹の成虫になっていた。
雄:雌=1:4は、おだやかに過ごすための理想的組み合わせかも知れない。
角突き合わせるケンカがなく静かで、狭い空間を飛び回るということもあまりなさそうだ。
右側の仲睦まじいのは雌同士で、左側の雌2匹の間に頭を突っ込んでいるのが雄で分かりやすい。
朝顔やキュウリを絡まらせるべきネットに、山芋=自然薯が勝手に這い上がっていて、何匹か保護色の芋虫がいた。
たぶん、雀蛾の仲間だと思われるが、擬態の見事さに見惚れた。
気づいたのだって、蔓にしては変だなと感じて葉が丸まっているのかと手で触ろうとした寸前だったのだから。
尻にある尾角というアンテナみたいなものを触っても反応しない個体もいれば、ぴくんぴくんと前後に動かすのもいる。
食草が山芋ということで、検索したら案の定、雀蛾でキイロスズメ(黄色雀(蛾))で薄青葉色が魅力的。
1週間の滞在中には、ただ太るだけかも知れないけれど、毎日無事かどうかを確かめたい。