

トノサマガエル(殿様蛙)との棲み分けがしっかりなされているのか、うちの周りでトノサマガエルをあまり見ることがない。
中学生時の理科の実験でトノサマガエルの解剖をした記憶はいつまで経っても鮮明なのだが、そのトノサマガエルは理科室の外で簡単に捕まえたものだった。
庭の丸池に浮かんでいた蛙は、以前ブログに書く際に何匹も撮って確認しているので、ほぼ間違いなくヤマアカガエル。
アマガエルなどの小さいやつらとは違い、敏感に危険を察知して素早くダイナミックに逃げる。
いつもならとっくに逃げられる距離に近づいてスマホを構えても動こうとしないのは、暑さで鈍感になっているのか、私の動きが隠密だったからか。
動体視力が極端に弱いのだろうか、それとも視界認識がパラパラ漫画のように断続しているのか。
それでも、蚊の類の飛んでいる昆虫や水中の餌は機敏に捕らえているのだろう。
水面に写る白い帽子をかぶった私も撮れるように近づき、ヤマアカガエルとニラメッコ状態。
真上から撮って、そっと撤退して、それでも最後まで逃げ足を見せることはなかった。
2枚目の画像は、数日前、田んぼ脇に作ったビオトープにいたオタマジャクシなのだが後ろ足が出て来ている。
お玉部分がごつごつとなっているから、もうすぐ前足がでて、尻尾が引っ込んで一人前になるわけだが、見た目からヤマアカガエルと思われる。