軒下に置いている水槽のメダカが、水も換えずブクブクもせずに餌も不十分ながら生きながらえている。
水を換えるのはほぼ年に1回しかやらず、ブクブクはたまに数時間スイッチを入れるだけで、餌も水面でメダカがアピールしているように見えた時だけ。
水草はほとんど溶けてしまい、全体が青汁状態だが、これでも生きていて、それだからか、1匹の老メダカの脊椎が曲がっている。
メダカは全身をくねらせる泳法だけれど、はじめから身体がくねっていると、やはり少し不自由なようで、動きは鈍い。
もう寿命近くに大きく育ってしまっているのけれど、3ヶ月後には田舎で飼っている自然の黒メダカを10匹ほど持ち帰って同居させようと思う。
カブトムシが、ふと見てみると増えている。
雌4匹に雄1匹の5匹で、1匹の蛹は羽化しそこねたものと思っていた。
ところが2匹増えていたので、羽化しそこねたのはいなかったようで、見損なっていたのも他に1匹いたようだ。
結局、雌6匹に雄1匹というハーレム状態は、今秋、何匹の幼虫を見ることになるのか、恐ろしい気がする。
散歩中にクマゼミ(熊蝉)の死骸が転がっているのを見つけた。
アリがたかっていたので、雌雄の確認もしないでしまったが、今年はまだクマゼミだけではなく、セミ全般の声を聴いていない。
祇園祭も済んで、梅雨も明けたはずの猛暑状態なのにセミの声が聞こえないのは片手落ち感がある。
セミの声のような耳鳴りはいつもするのだけれど、実際に鳴いていたら区別はできる。
真夏にもクーラーをつけない家なので、玄関も他の窓も全部網戸だけにして、扇風機の風を受けながらアイスクリームを食べるにもセミの声がないと物足りない。