鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

蛙の納涼

2023年07月29日 08時25分44秒 | 身の回りの生き物のこと




水田用の散水栓は枡の中にあり、縞板模様の鉄板蓋が被せてある。
どんな大風でも飛ばされることのない重さなので、両足を踏ん張って腰を痛めないように『よいしょっ』と持ち上げて、ずらす。
いきなり天井がなくなっても、なぜかツチガエル(土蛙)が蛇口ハンドルの下に涼んでいて動かない。
蛇口から蛇に睨まれた蛙を連想するのは単なる言葉遊びで、とにかくこちらとしては蛇口ハンドルをひねり、日照りで元気のなくなった里芋に水をやらなければならない。
体中ミミズ腫れのような、見た目あまり美しくない姿を撮り、それでも動かないので構わずハンドルを回したら、さすがに嫌がって跳んでいった。

夜の台所の窓ガラスには、たいていアマガエル(雨蛙)が張り付いている。
こちらは納涼をしつつ、電灯の光に寄ってくる小さな昆虫を捕らえるためだ。
そろりそろりとガラス面を這い、観ている時に体を伸ばして虫を捕らえることもあったりするけれど、その瞬間を撮るのは難しくてできない。
画像のやつも、虫を見つけたからか、ちょっとした動きが左前足にあらわれている。
コメント (2)
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