鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

夕焼けを見ながら

2019年12月16日 00時04分00秒 | アングル


久々に用事で出掛け、滋賀県近江八幡から琵琶湖大橋を渡って宇治に戻ってきた。
車を停めて画像を撮りたい、と思う瞬間が何箇所もあった。
タイミングよく一時停車できる場所が、見つかるなんてことはまずもって無い。
1枚だけ、信号待ちが長かったので、窓ガラス越しに撮った。
走行中の携帯電話操作の罰則は厳しくなったらしいけれど、信号待ちの一時停止中はどういう扱いになるのだろう。
電柱は景色の邪魔でしかない、といつも思うけれど、農地の中の一本道に電柱が続いている景色は悪くないと思った。
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キンリョウヘン(金陵辺)の花芽

2019年12月15日 00時12分12秒 | 養蜂


ようやく来春に咲くべくキンリョウヘンの花芽がでてきた。
ニホンミツバチの群を誘引するのに欠かせないわけではないけれど、とっても有効なアイテムなので大事に育てる。
今年は株分けをしないで、現状維持以上を目指した。
円筒形の肥料も乗せていたのでだいじょうぶだと思っていたら、きっちり昨年とほぼ同數の花芽がついた。
育て方を検索して読むと、一つのバルブに複数の花芽が付いたら、一つを残して他は芽欠きすべしとある。
花芽は今春とほぼ同数でているのを確認できたが、一つの鉢のバルブがバブル状態なのを見つけた。
一つのバルブに三つもあるのかと思ったが、右端の芽は右のバルブのものだった。
ということは左か真ん中のを掻き取らなくてはいけないのか。
もったいなくて、わたしにはできない相談なので、2本共倒れにならないようギリギリまで見守るつもり。
来年は、金をつぎ込まずに、ニホンミツバチの飼育群倍増目標を立てている。
蜂蜜も売れてほしい。
メルカリからの勧めがあって、10%割引を敢行した。

※ニホンミツバチの蜂蜜販売中です。
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切れるということ

2019年12月14日 10時08分10秒 | 懐疑・猜疑・疑義
『切れる』という言葉は、良い刃物の必要条件だし切れ者などと比喩にも使われるけれど、今年は大雨で堤防が切れたり、感情を抑えられなくて切れる人のニュースが目立ったような気がする。
元農水事務次官が息子の暴力に耐え切れず殺してしまった事件の懲役8年求刑結審について、各局が長い時間を割り当てていた。
テレビで説明される内容から感じたのは、切れた結果なのだろうということ。
殺された息子は、父親に暴力をふるったことはなかったのに、あることで堰が切れたように激昂して暴力をふるい「殺すぞ」と言った。
そうしたら、今まで高圧的だった父親が、自分の言うままに土下座までして謝った。
そこで息子は「殺すぞ」と言えば、父親でさえ怯えて自由になると気づいたのだろう。
官僚トップに上り詰めたキャリアの父親は、息子のせいで娘を自殺で失っているし、妻も自殺未遂をしたことがあり、妻にだけだった息子の暴力が、自分にも及んだことで殺害を決意したようだ。
1週間余り前には川崎市登戸通り魔事件もあり、自分の息子が同様の事件を起こすことが現実味を帯びたことも後押しした、とは誰もが思うこと。
「殺すぞ」と言われたことに震えるほどの恐怖を感じて、思わず包丁を取りに行き刺し殺したというような、正当防衛を印象付ける証言をしているけれど、切羽詰まっていたとは言うものの計画的であり確信的な殺人なのだろう。
とっさに、切れてしまって事を起こしたかのような文脈の証言一々がよく出来た答弁のように思えてしまう。
身の危険を本当に感じての避難なら、自分のキャリアなり人脈なりを利用して、発達障害(アスペルガー症候群)と診断されている息子を行政に協力を仰ぎ強制入院させて隔離することもできたかも知れないけれど、自分一人で決着をつける道を『家長としてのけじめ』のように選んだ。
検察もそこら辺りを忖度してというのか斟酌してというのか軽めの懲役8年の求刑のようだ。
判決も執行猶予付きの懲役5年というところにおさまり、双方とも控訴せず確定するだろうと思われる。
もっと論じられるべきは、小中高とひどいイジメを受けていたという事実の掘り下げだ。
相談できずに(しないで)自分だけに、あるいは家庭内だけにとどめてしまったことが最大原因。
被告は反省と祈りの日々とのことだけれど、どの時点でどう選択したらどうなったかのチャートを考える日々なのだろうか。
それでも、息子をキレさせて暴力を振るわれ『殺すぞ』と言われ土下座をさせられた時点では、殺すしかないと即決したのだろうし、半年経った今でもあの選択しかなかったと思っているだろう。
まだ他に道があったのに、とは思えない社会でしかないということにもなるだろう。
切れ者でキャリアを上り詰めた男の歪んだ価値観がもたらした悲劇ともいえるだろう。
後付け無責任発言としては、なんなりと思いつくけれど、上級国民でない目線からのウダウダはこのくらいにしておこう。

追記;判決は懲役6年の実刑だった。わたしの予想は外れた。それほど甘くはなかった。双方控訴はしないで確定するだろう。そうして模範囚として半分ほどの刑期を残して出所という運びとなるのだろうけれど、子を二人とも失くしたんじゃ、どうあろうと辛い余生だ。
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ハードディスクの外部流出のこと

2019年12月13日 02時18分02秒 | 個人的主張など
ずさんな管理体制がどうこうということはさておき、ニュースでは専門家が出向いて消去するのに一つあたり三時間ほどかかるのだと伝えていた。
物理的に破壊することを依頼する自治体もあるとか。
なんだかすごく勿体無い気がする。
小さな電動工具を持ち込んで、分解して、記憶媒体のディスクだけ破壊したら良いじゃないかという気がする。
そうして小さいプレス機も持ち込んで視覚的にアナログ的に粉砕する・・それで良いのではないか。
残った部品の使えるものは中古部品として引き取ってもらえるかもしれないし、分別できたらリサイクルできる。
新しいディスクを装着したら、また使えるのではないかと思ったけれど、それは高度のクリーン・ルームでないといけないらしいから無理か。
とにかく、分解が得意な人にかかったら、ハードディスクの消去ではなく破壊は、何十分の1の時間でできるのではないか。
消去を請け負っている民間業者はそういうことを解ってはいるけれど、わざわざ自分の首を締めるようなことをしないで黙っているということではないか。
何しろMOTTAINAIと思ったけれど、単なる素人考えと却下される意見か。





メルカリに出品してみました。そのうち値下げしないと売れないのかもしれない。さびしいので『いいね』は自分で押した。
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風邪抜ける

2019年12月12日 06時02分02秒 | 健康ネタ


タチの悪い風邪をひいてしまい、咳き込んだり、洟ズルズルだったりして、昨日はついに熱もでた。
うつらうつら鬱々として、嫌〜な夢ばっかりみる。
食事と排泄以外はほとんどコタツにもぐって、ねこ型惰眠をむさぼった。
風邪なんかでは基本、医者にはいかないし、風邪薬もあまり服用しない。
でも喉が痛くて仕方ないので、それ用の飴とカリンの蜂蜜漬けを舐める。
5年ほど前までだったら、こんな風邪くらいは気力で治したフリをして仕事も用事もこなした。
こんなに長引いたのは初めて、10日ほど引きっぱなしで、ゆっくり悪くなってきた感じ。
熱はでてなかったからインフルエンザではないことを確信できて、今まで通りのほとんど何もしないという対処だった。
ところが、昨夜熱がでて37.8°あった。
平熱が36°以下なので、私にすれば重症。
寝室に行く気になれない重病感を感じつつコタツで嫌〜な夢ばかりのうたた寝をしていたのだけれど、日にちが代わり、良い感じの夢をみて目覚めた。
風邪が抜けたという感触。
痰が切れずに思い切り咳き込む、ということがなく、喉の痛みもやわらいでいた。
もうこっちのものという雰囲気で調子に乗らないようにしたい。
これからはすぐ医者に行かなくちゃ。
肺炎になって治った跡がありますねぇなどと、レントゲン写真を見ながら言われたことだってあるんだから。
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安物小物フェチ

2019年12月11日 00時11分00秒 | 勝手に応援






このまえ百均で購入したステンレス・ピンチを磁石に付けても吸い付かないことを確認した。
どうやら本物のステンレス鋼のようで、買わずじまいの他の2種類がどうしても欲しくなった。
同好の安物小物フェチに見つかったら、買い占められてしまうのではないかと危惧した。
百均ではそういうことが起こる。
インパクトドライバードリルに差し込んで使用する金属用キリの3.3φと4.2φは、そのサイズだけいつも欠品になる。
たまにあれば、私だって10本近くであっても、買い占める。
そんなことを思うに付け、いてもたっても居られない気分で買いにいく。
8個100円サイズの上は、6個100円サイズかと思い込んでいたが5個100円で、片側のつまみ部分が長くしてあり、鴨居に引っ掛ける仕組みになっているだけだった。
4個100円のタイプは思った通りに、太さも大きさも二周りほど大きい。
ついでに、老眼鏡の3.0を新調した。
来年からはすべての出費を書き記そうと、ノートも2冊。
しめて550円の出費だったが、帰ってきてからハッキリ見えるメガネを掛け、ピンチを知恵の輪のようにいじくりまわして遊んだ。
百均に並ぶクリスマス用品と正月飾りは、百均なのに300円とか400円はするのだろうと思いつつ確かめもしなかったけれど、久々に外出して師走を感じてきての歩数は2498歩。

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身体の違和感

2019年12月10日 01時30分15秒 | 健康ネタ


NHKの『ストーリーズ「性別“ゼロ”~本当の自分を探して~」』という番組を寝転んだまま観た。
女で生まれ、幼い頃から違和感を感じて、イジメも受け、スカートを拒否し、理解者もいて、20歳で性別適合手術を受けて戸籍上も男になったけれど、違和感は続いて、性別無しという自分の独自性を意識しつつ、世界で一番好きな人は自分だと言い切って番組が終わった。
女でないからといっても男っぽいというような感じが全然なくて、顔立ちは可愛らしく、話しぶりに男っぽさも粗暴さもなく、穏やかに爽やかに映されるに終始しているので、こちらとしては緊張感なく何となく観続けてしまった。
冒頭の紹介を書くにあたっては、ネットですぐ見つかったから荒っぽくサワリを書いた。
昨日はアポミクシスのことを書いたけれど(別に強引に関連させるつもりはない)、9年間に渡ってドキュメンタリー取材を受けた小林さんという方は、生物学的性を捨てた時点で生殖から解放されたわけか。
いつか将来、良き伴侶を得て子育てをしたいという思いがつのったら、養子縁組をして親になったら良いということにもなるだろう。
新幹線内で殺傷事件を起こして無期懲役刑を言い渡された男は猜疑性パーソナリティ障害だとニュースで知った。
こんな例と較べては失礼かもしれないけれど、正反対なのが小林さんという人なのだろうか。
つまり、他人への不信感や疑念を持つことはなく攻撃性もないけれど、ひたすら自分の感性だけを大切にして対外的には穏やかだから犯罪などとは無縁で自己愛は強いということか。
一年前に書いた記事を振り返るということで、メールがきたのを観ると、採血で内出血をした腕を撮って愚痴を書いている。
何とまぁおんなじことをと思いながら、先日の造影剤注入の不具合で内出血した腕をまた撮ってみた。
わが自己愛は美しくない。

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アポミクシス

2019年12月09日 00時35分11秒 | 言葉の世界


セイヨウタンポポはアポミクシス{Apomixis}(無融合生殖)というものだと知った。
受粉受精なしで種子を作れるそうだ。
その点、日本のタンポポは自家受粉すらできないので、群れていないと繁殖できない。
これじゃ勝負は決まったようなものだけれど、共存している場所も結構あるのだとか。
以前、取り上げた秋海棠(シュウカイドウ)のムカゴはアポミクシスのクローン繁殖。
アポトーシスという細胞の自殺プログラムのことは知っていたけれど、逆の繁殖方法だから対で覚えられそうだ。
アポミクシスとアポトーシス。
アベノミクスなんぞとは混同しないようにしたい。

画像は2週間ほど前のわたしのふるさとだが、今は真っ白な雪に覆われているはず。

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未だ咲いている花と夕焼け

2019年12月08日 01時09分19秒 | 身の周りの植物






車道と歩道の間にのり面があり、車からも歩行者からも邪魔されないといった場所に人目をはばかりながら色んな花がちょっとずつ自生して咲いている。
車の来ないのを見計らって、車道まで降りて撮った。
前日の変なセイタカアワダチソウのそばにあったスターチスとセイヨウタンポポ。
時々は人の手が入るので、繁茂まではしないけれど日当たりが良いからしぶとく生き残って、季節外れの花を咲かすということか。
1枚目のスターチスは、たくさんの種類があるようだけれど、自生しているくらいだから園芸種ほどの美しさはない。
調べてみたら、和名が花浜匙(はなはまさじ)と言うらしい。
浜辺に生えて花が匙に似ているからだそうだけれど、どこが匙なんだろう。
下痢止めの薬草だともあったから、匙加減の匙か?
2枚目のタンポポはセイヨウタンポポ。
100mほど下った公園の芝原に群生していて春に一斉に開花するのはニホンタンポポだと数年前に確認している。
こいつが綿毛を飛ばしてじわじわと日本を攻めて行くのか。
最後の画像は、スターチスとタンポポを撮った日から1日タイムラグがあるけれど、昨日大雪(たいせつ)の日の夕焼け。

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逆さ虹

2019年12月07日 00時50分00秒 | アングル






環天頂アークという現象だそうだけれど、逆さ虹の方が覚えやすい。
テニスのゲームが終わってベンチに戻るときに、「あ、虹!」という声で見上げれば、『こりゃまたなんじゃらほい・・虹がひっくり返ってる・・』。
「何て言うんやったかなぁ、何とか言う虹やねんな・・」と言うひとに、環天頂アークという現象でなんたらかんたらと説明できたらカッコ良かったけれど、逆の弧を描く虹は初めて観た。
画像を逆さまにしたら普通の虹に見えてしまうけれど、真上より少し地平寄りで、もっと下には雲に隠れた太陽光がうっすら見える。
逆さ虹であることがわかるように撮りたかったから、ウロウロしているうちに数分と経たずに消えてしまった。
しぐれそうな空とまでは言えないけれど、雲の流れが速くて見上げるごとに違った空模様になっている一日だった。
逆さ虹を撮った反対側は、わたし好みの淡い暖色の紅葉なった山。
地面には名残のセイタカアワダチソウが変な咲き方で「セーフ!」と言っているように見えるが、「政府はアウト!」と言いたいこの頃。

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ステンレス・ピンチ

2019年12月06日 00時32分22秒 | 健康ネタ


百円ショップのダイソーで見つけた逸品。
本当に全く錆びないステンレスなのかどうか分からないけれど、単純な機能的デザインに一目惚れ。
8個110円で、6個タイプの少し大きいのも、4個タイプのかなり大きいのもあった。
各種サイズを買いたかったけれど、買うのは本当に必要になってからにしようと自重した。

置いている本は、久々に読んだ中々の本。
活性酸素が身体を錆びさせてしまうのを、野菜でステンレスにする。
野菜スープを毎食摂っていたら不死身になれそうに思う。

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病院にかけられている絵

2019年12月05日 00時00分33秒 | アングル




どうみても不思議な絵としか思えない。
子どもだけれど女であり、体格は良いけれど肉感的ではない。
少し変わったプリント柄セーターを描くのに絵描きは夢中になったように思われる。
そうして下半身は手抜きの味気ない黒スパッツ。
裸足の足は先細りハイヒールを履きつけているような外反母趾気味。
チャップリン帽子はボーラー・ハットという名だと検索して知った。
階級に関係のない誰でもかぶるものだそうだから、男女年齢の区別もないわけか。
髪型と顔と表情目付きを語ると偏見偏向ぶりが表れそうだから、やらないでおこう。
題は見たけれど、思わせぶりだったり変だったわけでもないので記憶していない。
まぁ撮ってみるかと撮ったのは、後で改めて観たら何か違った感慨でも湧くかと思ったから。
でも、どうしてもわからなくて、共感興趣が湧かない。
そうしてそれにしても左の絵はなんだろう。
象かチンパンジーに絵筆を持たせて描かせたのだろうか。
味わうことができない自分に残念な気がする。
私が不健康なのか。
この絵が不健康なのか。
病院だから又は病院に、ふさわしい絵なのか。

残念ばかりでは残念なので、禁煙外来の張り紙を紹介。
入院してタバコを吸えないからついでに禁煙外来でもというのは健康保険が使えないわけね。
わたしは44歳の時に止めざるを得なくて禁煙したから関係ないけれど。

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清水の舞台下

2019年12月04日 00時47分47秒 | アングル




病院に宮崎八郎という方の描いた『清水寺東柱』という題の絵がかけてあった。
清水の舞台から飛び降りるということわざを検索すると、いきさつや実際例がわかる。
調べるまでもなく飛び降りて死んだ人もいただろうと想像できるけれど、この絵が写実なら石仏が舞台下にあるようだ。
せっかくの斜面なのに、石仏に当たったら助かるものも助からないなどと考える。
今の私は、清水の舞台から実際に飛び降りたら、まず助かることのない年齢に達している。
この歳でというより、この歳になったから、一か八かの決断と覚悟をしなければならない時がやってきた。

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しっぺ返し

2019年12月03日 03時02分03秒 | 健康ネタ








朝7時過ぎに出かけ、病院のホールで受付待ちをしながら朝ドラ『スカーレット』を観た。
採血(血液の何パーセントか病院に寄付するので検体と言う)をしてもらい、検査結果の出る10時過ぎの診察までは図書コーナーで本を読んだりうたた寝したり。
前立腺全摘術後3年の定期検査で、『PSA検査値は変わらず測定不能の0.008以下だから根治したとみなして良いだろう』とのこと。
根治と完治はどう違うのか。
病気部位を全摘してしまったんだから、完治ではないのだろう。
癌細胞だけを取り除いたり消滅させたわけではないのだから、切除手術というのは妥協であり、はじめから半ば治療の敗北的荒療治の根治。
泌尿器科の診察が終わり、午後からは耳鼻科の頸部・胸部CT検査。
その前にまだ入ったことのない新しくできた院内レストランに行って昼食。
これが間違っていた。
注意事項に『午後の検査は昼食を食べないでください』とあるのを読まないままに、ホイル焼きハンバーグ998円を奮発したのであった。
さいわい11時半頃に食べたので、『3時間経ってるからいいでしょう、これからは気をつけてくださいね』ってことだった。
そうして造影剤を入れる注射が痛かった。
私は、採血に看護師が苦労しないタイプのよく浮き出る血管の持ち主なので、変だとは思った。
午前中にやった左腕での採血だってはじめのチクリだけだったのに、この注射はチクリが痛くて奥まで刺してる感触があった。
そうしたら、『すみません、血管が腫れてきたから、もう一回やります』とのこと。
2回目もだいぶ痛かったのだが、CT装置に入って、造影剤注入の時がかなり痛かった。
痛いなどの違和感があったら押すようにとスイッチを持たされたけれど、私はギリギリ我慢して押さなかった。
私の申告がなくても、モニターか何かで分かるらしくて、『痛いですか』とか言いながら、刺されている注射針の部分を押したりする。
そうこうするうちに、身体がカッと暑くなったから造影剤が効いたのだと思い、『身体があったかくなった』と伝えて、その後一応撮影完了。
そうして、丸い絆創膏を2箇所に貼られ、なおかつグルグル強めに巻かれて止血して、『少し血管が破れたけれど漏れた造影剤は吸収されるからだいじょうぶです』なんて説明を受ける。
何度か造影剤を入れた検査の経験があるので身体の火照りを良しと感じられたけれど、これが初めてで予想外に注入場所が痛かったりしたら慌てるかもしれない。
造影剤が入ると身体が温かくなるという事前説明も今回は無かった。
そして起き上がってから渡されたのが、【造影剤が血管の外に漏れた時の対応について】。
赤字で『なお治療が必要な場合には、保険診療での対応になります』なんて書いてある。
アホくさ、とんだマッチポンプだぜという感じ。
晩飯後のいつものうたた寝が爆睡状態で、こんな夜中にブログ記事を打っている。
私は造影剤が血管外に漏れたことで、気絶状態になっていたのではないのか!?
内出血はしているけれど、しびれはないし、痛みなどもないから、まぁだいじょうぶだけれど、明日放射線部CT検査室に電話してみようかなどとチラと思ったりする。
結果説明は10日後で、多分私は手術を決断することになる。
今度は甲状腺全摘とリンパ節郭清。
身を削ってなお、長期延命を目指す。
嫌なこともたくさんあるけれど、どんな未来がくるか楽しみで仕方ないから病気なんかで寝ていられない。
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師走は下着を買いに

2019年12月02日 00時02分02秒 | 随筆或いはエッセイ






ずっと前に関わりのあった人から聞いた話。
年末には新しい下着を買いに、連絡船で町へ連れて行ってもらうのが習わしだったと嬉しそうに話す。
そうして家族全員下ろしたての下着を着けて、正装をして新年を迎えるのだと懐かしんでいた。
私の生まれ育った家では、父親だけが正装をして大晦日真夜中に裏山の鎮守様に出かけた。
一度連れて行かれたことがあるけれど、各戸の代表男衆が新年明けての参拝をして茶碗酒を一杯呑んで解散というだけ。
残りの家族は特別に新年を迎えるための身だしなみといったことはなかった気がする。
下着なんか多少くたびれていても気にしないのだけれど、昔からの白い木綿の下着は着るとき冷たいから、温かみがあって伸びる化繊が良い。
そう、ユニクロのヒートテックしかないという目的でショッピング・モールへ。
外に着て出ても良いような厚手のシャツはX Lにして、薄手のタイプはLにした。
税込1639円と1089円もしたけれど、これで冬の間に手術だ入院だということになっても良い。
だからどうしたということもないのだけれど、吹き抜けの手すり繋ぎ目が面白いと思った。
こんなものを見てさえ、節目といったものを感じてしまう今日この頃。

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