鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

覗き見盗み撮り

2022年02月13日 07時44分00秒 | 散歩は夢中






散歩中に『おっ』と思って撮ろうとしても、公共施設以外の個人の家のものは、カメラを向けにくい。
花盗人は罪にならないとか、風流のうちとか何とかいう言い方もあるし、『きれいだなぁ』と花を撮るのは咎められないだろう。
それにしても、居ないことを見澄まして撮るのは、やはり覗き見気分の逃げ腰。
昨日は、花を育てるのが好きでしかたないといった感じのお宅の玄関前入口段々を素早く撮った。
菫の類だろうか、他所では観たことのない小さな花を塀の外にあるレンガ花壇に咲かせていて、その種がこぼれたのか、敷きレンガの隙間にも生えて咲いていた。
踏まないようにと、この家の皆が気をつけている様子も想像できて、なかなかに良い感じなのだ。
一方、別の住宅地の敷地では、フェンスもなく開けっぴろげに道路から見える庭か畑地が、防草シートで一面覆われていた。
区画割りされた分譲地ではなく、宅地開発される以前からの先住民らしい敷地で、奥の家屋はおそらく無人か年寄り独り暮らしの感じ。
庭や花壇の体裁は保てず畑仕事も出来ないなら、荒れ放題の藪になってしまう前に全て薙ぎ払ってシートを被せたら世話いらずという事のようだ。
手入れが良くされてあったり、荒れていたり、その加減によってそれぞれの事情も垣間見えてしまうものかなどと思いつつ、空を見上げれば昼行灯のような月。
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欲しいおもちゃ

2022年02月12日 07時16分07秒 | 散歩は夢中


わが住宅地は分譲から30数年経ち、もう『水道設備の老朽化に伴う交換工事』とかで、通行止め箇所を作っては道路をほじくり返している。
回り道の表示など必要がないように、というわけでもなかろうが、短い工区でやっているので、半年か1年もかかろうという持続工事なのだろう。
その工事に使う掘削重機が、一番高い位置にある水道タンクの前に置かれている。
ときどき水道タンク前まで上がって夕焼けなんぞを観るので、その度にこの移動式クレーンを見ることになる。
これが田舎にあれば、どんなにか私の作業は楽しく捗ることかと夢想する。
中古をネットで探しても、100万円以上が多くて、おもちゃとして買うには値がはりすぎる。
この重機を見ると、古くからの友人で数年前に亡くなった人のことも想い出す。
彼は農家の跡取り娘のところに婿入りして、義両親が元気なうちは会社務めをしていたけれど、やがて頼られるようになり退職した。
そうして家に入ったら直ぐに中古の重機を購入して、手つかずの藪地を平らにしたり、雑木を切って切り株を撤去したりの遊びを楽しんでいた。
婿さんであっても一家の柱として頼られる存在だったから、もめ事もなく、広い土地にそのような愉しみも見出していた。
私は三男坊なので、家を継ぐとか代々の少しばかりの土地や家をどうこうという了見はなかったのに、いつのまにか田舎の生家が私のものになった。
そうなると、やはり放置されている藪地だったり、雑多な立木や庭石なんぞを何とかしたいと思うようになる。
田舎は今3mほどの積雪なので、冬はこちらで休養と体力作りをしているのだが、少し歩けば見られる所に欲しい移動式クレーンが置いてある。
そうなると、もう手に入れたような妄想が湧き、あれをこうしてあそこをこうしてという工事を思い描かないではいられず、まことに目の毒だ。
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こちら雪降りなし

2022年02月11日 07時43分07秒 | 散歩は夢中






待ち構えていたけれど雪降りはなく、白い景色を撮ることはできなかった。
代わりに毎度おなじみの散歩コースで、昨日撮った赤の景色を3枚。
西山に沈む前に、いっとき太陽が雲に隠れた後であらわれ始めたところを撮ったら、上目遣いの赤い眼(まなこ)のようになった。
東の天ヶ峰の裾を歩くことが多いのだけれど、山際フェンスに夕日の色のパーカー(?)が差し込んであった。
落とし物ということなのだろうけれど、なぜこんなものを落として気づかないのか、雨ざらしにならないようにと願う。
地面に目を移すと、『犬神』と書いたミニ鳥居が低い擁壁沿いに立てられていた。
1m半ほど置きに3本もあり、水を詰めた2Lペットボトルも何本か寝かせてあった。
業を煮やしてのことだろうが、こんなものだって雪をかぶっていたら風情のあるものを、ざんねん。
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大雪前の青空

2022年02月10日 07時42分42秒 | 散歩は夢中








南岸低気圧だそうで、関東から関西まで、中部地方も北陸地方も雪になるようだ。
その前に思い切り晴れわたり暖かくもなったので、気持ちよく散歩もできた。
そうなると、久しぶりに上を向いて歩き、秋のような雲が気に入った。
一眼レフを首から下げていったのに空ばかり撮り、地上にめぼしい発見はなかった。
新潟県十日町からは、友人が散歩のついでに生家の様子を見てくれて、雪下ろしをしたばかりのようだったと報告をくれた。
任せてある業者は早め早めにやるようにしたようで、今冬3回目の雪下ろし済みとなり、ドカ雪があっても大丈夫だ。
十日町の2/9時点の平均積雪深は観測地5箇所平均、271.2cmの2箇所で3m越え。
もう、4回目の雪下ろしは勘弁して欲しいと天に祈る思いだ。
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床伏、常節(とこぶし)を観察

2022年02月09日 11時01分22秒 | グルメ






親戚から送られてきたトコブシをいただくにあたり、観察して、撮って、調べて愉しむ。
子どもの頃から、シジミ以外の貝は殻が捨てられる前に、いろいろといじくり回して遊んだものだった。
 とこ-ぶし【床伏・常節】
 ミミガイ科の巻貝。アワビに酷似するが小形で、殻長7センチメートル。殻にある孔のうち終りの7〜8個は貫通している
 殻表は帯緑赤色・・・・・食用。ながれこ。ながらめ。万年鮑。   ーcasioの広辞苑より
ここで引っかかったのが帯緑赤色という表現で、そのままでは広辞苑に載っていなかったが、帯緑色は『みどり色をおびた色。みどりがかった色』とある。
全く知らなかった表現なのだが、何かの機会に『帯緑色だね』なんて言うことができるかどうか。
アワビとトコブシの違いを検索してみて、目の前のトコブシを観ながら一番分かりやすいのが孔だという結論に達した。
アワビの孔は噴火口のように飛び出ているが、トコブシの孔は空いているというだけで平らということ。
漁業従事者なら一目で分別して、このサイズのアワビなら即リリースということになるのだろう。
貝の内側の虹色きらきらを観ると、なかなかに捨てがたい。 
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擁壁だらけ

2022年02月08日 17時04分17秒 | 散歩は夢中














水害を恐れるあまり、川から遠く高い場所に住もうとして、山を切り崩した住宅地に家を求めた。
洪水被害はありえなくても、地震や大雨で崩落の可能性もあれば、鉄砲水も考えられなくはない。
コンクリートの強度は50年経過したころが最大強度と聞いたことはあるけれど、それからどれくらい保つのか耐用年数はどれくらいか。
検索していろんな記事やデータを読むにつけ、不安が増してくる。
ローマの遺跡は、ベスビオス火山噴火の火山灰を利用したコンクリートにより、遺跡として残っているということだから焦ることもないか。
天ヶ瀬ダムのコンクリートは耐用年数どれくらいなのか、建て替えようとしているのか、ダムの内側で大工事が行われている。
ヒビがあるのだとか、ダムが決壊したらウチは流されるかも知れないとか、そんな話も聞いたことがある。
土地を選ぶときは土木工事に詳しい人の助言を得るべきなのだなと、昨日の記事に対するコメントが身にしみた。
わが家の前は道路から1段しか上がっていないけれど、裏には70°くらい3m余りの擁壁が下がっていて他所の敷地となっている。
山一つを造成したところなので、コンクリート擁壁だらけだ。
擁壁だけを撮りにいってきた。
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近所の石垣

2022年02月07日 07時31分41秒 | 散歩は夢中


この石垣は地味だけれど、6年前に熊本城の石垣を崩したクラスの地震が来ても大丈夫だろうと思う。
だいたい同じ大きさの四角をジグザグに、しかもきっちりと隙間なく積み重ねている。
数十年前に開発された宅造地の縁にある石垣だから、山を切り崩しつつ組んだ筈。
当時、すでにコンピューターを駆使して、一個一個を加工しどこに嵌めるか決めて選ぶ作業を迅速化させていたのだろうか。
こういう現代石積み工法を何というのか検索してみたが、昔の城の石垣のことばかり出てきて見つけられなかった。
世界遺産のクスコにあるインカ帝国時代の石組みが、カミソリの刃も入らないとして有名だ。
あれと比べたら、これくらい現代技術なら出来て当たり前の地味石垣だけれど、組むところを観たかったものだと思う。
百メートル以上連続しているけれど、じつは10mほど置きに垂直の線で切れているので、1区画ずつの作りになっている。
ということは、1個ずつの石に番号が振られていて、小型クレーンを使い、番号順にすいすい組まれたものだろうと想像する。
水抜きのプラスチックパイプはきれいな水平一直線になっていないから、現場で石を欠いて挿し込みモルタルで固めたもよう。
この頃この石垣を手の平で叩きながら下を通ることが多い。
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鳥の巣

2022年02月06日 07時12分34秒 | 散歩は夢中






北京で冬季オリンピックが始まり、開幕式会場は10数年前の北京オリンピックが行われた『鳥の巣』。
というわけで、散歩中に見つけた鳥の巣を2つ。
いずれも、新興住宅地の小さな庭に植わっているメイン・ツリーが落葉して露わになったもの。
このての巣は燕の巣などとは違い、たいてい1回だけの使い捨てだから、また巣を掛けさせようと思うなら、取り外した方が良いかも。
などと余計なお世話を思い、家の人が窓際に居たらまずいな、とも思いつつ、すばやく撮った。
1枚目の画像は、2日前に見つけて撮ったもの。
2枚目は数日前に見つけたものの、撮るほどのこともないかと遣り過ごしたけれど、昨日散歩がてら撮りに行ってきた。
そうしたら、ちょうど山雀(やまがら)が2羽、虫を探しているらしく飛び回っていて、画像に入れることができた。
2つの巣は、目白とか四十雀とか山雀のような小さい鳥のものではなく、もう少し大きい鳥、鵯(ひよどり)あたりではないかと思われる。
山を切り開いた新興住宅地で、後ろは山なので、くまなく捜せば相当数の鳥が庭木に巣を作っているかも知れない。
鴉などの天敵から卵や仔を守るために、人目と人家を上手に利用する雀や燕を、この住宅地では他の鳥達も倣っているようだ。
3枚目は、ある事業所敷地なのだけれど、歩道ガード脇に低い梅の木が植わっていて、さきがけの白梅開花。
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狭量

2022年02月05日 10時16分00秒 | 懐疑・猜疑・疑義






大阪法善寺の水掛不動尊と呼ばれる石像顔部分の苔が剥がされたと寺が警察に被害届を出して防犯カメラの映像を提出したとか。
しかも、各局テレビ局が放映し、NHKまでもが映していた。
何という狭量。
コケにされたと思った滑稽な対応だ。
『苔に覆われている不動尊の姿は、お参りしにくいとお思いになる方もいらっしゃるようなので、ほかの石像も頭部の苔を取り去り、お顔を観てお参りしていただくようにしました』
参拝者から指摘されたら、そのようにでも対応したら、『流石!』と思ってもらえただろうに、残念!
画像は、昨日の散歩で見かけた擁壁の排水孔に生えた苔と、スーパーのプランターに植えられているパンジー2種。
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盛り上がる

2022年02月04日 07時25分25秒 | 散歩は夢中




近所の市道の街路樹が独り盛り上がっている。
こう書いてから、歩道の煉瓦敷きが部分的だったのかどうか自信がもてなくなって、夜中、確認のために現地調査してきた。
きょろきょろ歩いているだけで、足元をちゃんと見てもいなければ記憶にも留めていないことが判ってすこしがっかりした、しょっちゅう歩く道なのに。
そもそも歩道ではなく、T字路の隅切り部分で、そこを利用して『頼政道』という石碑が置かれ三角部分が煉瓦敷きになっていて樹が植わっているのだった。
樹の根がこんなにも盛り上がることを想定していなかったのか、歩道ではないから成り行き任せのどうなろうと構わないのか。
煉瓦の隙間を通して雨水が十分に滲み込んで、たぶんそれあってこそ樹の根は大盛り上がりだ。
もう一本の樹も少し盛り上がっていて、設置してある擬木の腰掛けの根元まで盛り上がっている。
擬木に根は生えないだろうに、これは理解しがたい現象で、真夜中にそれをしゃがんで撮っている私も目撃されていたら理解不能と思われた筈。
つまずいて怪我する者が出たりして市に苦情が寄せられたら、樹は切られ、煉瓦は剥がされ、味気ないアスファルトにされるのだろう。
願わくは、地下で盛り上がっているそのままに。
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宿り木

2022年02月03日 07時35分07秒 | 身の周りの植物


すっかり葉を落として裸になった落葉樹には、鴉だったり小鳥だったりの巣が透けて見えてきたりして、ほーっと感心する。
ところが落葉した中に常緑の宿り木がポンポンみたいな姿を現すと、振り払うことも出来ない宿主に同情する。
一方的な寄生ではなくて、共生なのかどうか、負担はないのだろうか、そのために枯れることはないのか。
以前にも宿り木を取り上げたことがあるのを思いだし、ブログ内検索をしたら、昨年4/28に『宿り木とサルスベリ』として挙げている。
前のは1つの宿り木だったけれど、今回のはざっと数えて30余りなので、猿が群がっているようにさえ見える。
朝の番組で観た里親とは全く次元の違うことだけれど、連想していろいろと考えさせられる。


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鳶職

2022年02月02日 07時28分28秒 | 勝手に応援




親鸞ゆかりの日野誕生院が仮囲い足場で覆われ始めた。
数年前の台風で屋根が傷み、ブルーシートを部分的に被せてあったりしたけれど、全面的改修ということになるようだ。
転落事故防止対策は十分にとられているだろうけれど、足場組みでも、命綱を懸けては先へ先へと組んでいくのだろうか。
工事のしょっぱなに事故があったら非常にまずいから、ことさら注意深くやっているに違いないが、寒い中たいへんだ。
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スマホでメジロを撮る

2022年02月01日 07時41分41秒 | ざんねん






テニスの合間に、コート外のナンキンハゼの実を啄むメジロを撮った。
普通だったら寄れない3mほどの至近距離から、せわしなく枝から枝へと飛び移る姿を観られた。
数羽のメジロとわれわれとの間には金網フェンスがあり、カメラやスマホを構えても警戒しない。
こちらが動物園のケージの中にいるようなものだから、安心しきっているのか。
少しもじっとしてくれないし、最新のものではない私のiPhone8のカメラ機能では、これが精一杯。
良いポーズが撮れたけれど、連写ならもっと良く撮れたのか、やはり一眼レフは持ち歩くべし、残念。
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