鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

初のカマキリ(蟷螂)など

2023年05月16日 06時51分51秒 | 






畑の雑草を引き抜いていたら、小さく動くものが居るな、と見たら初のカマキリ。
昨年産み付けられた卵嚢が、まだ詰まったままなのを1つ見つけていて、それが孵化するところに遭いたいと注目している。
私の注目しているのではない別の卵嚢からに違いなく、ちびカマキリは孵化したての一回も脱皮していないサイズ。
それでも、立ち止まっては周りを窺う様子は、全くの一丁前だが、どの種類のカマキリかは判別できない。

菜の花には何匹か私の飼う群からに違いないニホンミツバチが、昨日はせっせと吸蜜活動中だった。
先のカマキリが何回か脱皮したら、奴に捕まることだってあるかもしれないが、今のところはだいじょうぶ。

3週間ほど前に見たハエトリグモなら蜜蜂を捕まえることもあるだろうか。
検索してみたら、3枚目画像のこれはネコハエトリ(猫蝿捕蜘蛛)の雄で、春から夏にだけ見られる種類だとか。
虫がたびたび見られるようになり、何かと手が止まって仕方ないこの頃。
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地味でもそれなりにヤマアジサイ(山紫陽花)

2023年05月15日 08時24分08秒 | 身の周りの植物






意味不明気味なタイトルにしてしまったのは、いつの間にか咲いて終わってしまう、あまり目に止めない竹藪の隅にある低木だから。
毎年咲くのは分かっていたのだが、気まぐれに何となく藪を進んで、まじまじと観てみた。
ヤブガラシ(藪枯し)の花の周りにドクダミ(毒痛み)の花を配したようなデザインだなと思う。
検索してみると、ヤマアジサイには種類がけっこう多くて、うちのがぴたりとハマる種類には行き当たらなかった。
葉っぱの丸みがかなり特徴的であり端正なのに、と、ここまで書いて、以前撮ったことを想いだし、自分のブログ内検索をしてみた。
2021年5月16日に『昆虫も出て来た』という記事を書き、ヤマアジサイの葉っぱが画像に写っていた。
わずかな取り上げ方なのに、自分の撮ったものというのは記憶に残っていたりするものだなと、日頃の曖昧さと違う自分を発見した。



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小さな異変

2023年05月14日 07時33分55秒 | イレギュラー




ツルギキョウ(蔓桔梗)は、日陰者のイメージだけれど、繁殖力はこれまた猛烈で、盛んに蔓延る。
時々は蔓を邪険に引っ張って千切ったりもするが、まばらに咲く花は可愛らしくもあるので、ほぼ伸び放題。
検索すると、ツルニチニチソウ(蔓日々草)の方が正式名で、別名がツルギキョウとある。
ヒメツルニチニチソウ(姫蔓日々草)というのもあって、うちの日陰モノはどちらなのだろう。
桔梗の名が付くほどだから5弁のはずなのに、6弁の花が目に止まった。
これが増えたら面白いだろうから、この場所を通るたび、いつもちょいと辺りを見回すことになりそうだ。

籾殻に被せていたブルーシートが不自然にめくれ上がっているのに気づいて、見てみたらやはり筍。
もう少し早く気づいていたら、ひと様に差し上げられたのに、伸びるのが早すぎ気づくのが遅すぎ。
この位置で伸びても雪折れするし、邪魔にもなるので、どうしたって切らざるを得ない。
竹水を採ってみようかとも思うけれど、竹水がなんぼのもんじゃという位に、今のところ値打ちを見いだせない。
今春は筍の出が悪いので、来春以降のために、もっともっと混み合う部分の間引をしなければいけないようだ。
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勝手橋を這い進むシャガ

2023年05月13日 11時21分11秒 | 身の周りの植物




シャガの漢字表記は何かと検索したら、(射干 著莪 胡蝶花 Iris japonica)とあった。
斜め読みにしか読まなかったけれど、中世に大陸からの渡来なのに日本原産のような扱いで、名はインド由来の当て字だったりするようだ。
3倍体で種はできないが、地下茎を伸ばして大繁茂するということで、まさにわが家のシャガを見れば納得だ。
裏の川を渡るために、昔は大きな土管の上に土を盛った土橋があったのだけれど、何故か亡き母が50万円を掛けて頑丈な橋に掛けかえていた。
全国に相当数あるという、たぶん届けもださずに勝手に私用に作った勝手橋の1つだと思われる。
その狭い橋の上をシャガが這い進んで、『勝手橋なんだからシャガの勝手でしょ』という植物の性はすさまじい。
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シイタケ(椎茸)を蝕む虫はシイタケムシ

2023年05月12日 07時05分07秒 | 






自家用に栽培しているシイタケの石突をハサミで切ると、たまに茶色の穴が空いている。
取り除くためにヒダ近くまで切ると真っ黒い4mmほどの甲虫(こうちゅう)がでてくる。
ミニてんとう虫といった形なので、すぐに調べられるだろうと思ったが、なかなかたどり着けない。
ある蝿の幼虫(蛆)とか色々とシイタケを食害する虫はいるらしいのだが、なぜか黒胡麻そっくりなコイツが検索に引っかからない。
ChatGPTに聞いても、シイタケを喰う虫全般の名としてシイタケムシとしかでてこなくて、正式名が分からない。
ダンゴムシの仲間などという、あきらかに間違った答えもだしてくる。
つい先日に気づき、今の時期の出来損ないのシイタケの石突にはほぼ確実に居る甲虫なのに、一般的な認識がされてないのだろうか。
傘裏のひだがきれいな整ったシイタケが蝕まれていることはない。
いじけた出来損ないにこいつはたかるみたいなので、それらは石突を根元までほじくるように切り取って干しシイタケにする。
私の周りに居る、消毒をしないのだから自家製野菜には虫がいて当たり前でだから安心、という人になら差し上げても良いだろうか。
虫を見て『きゃー』などと叫ぶシティボーイズ&ガールズは、しっかりと管理された見た目キレイな野菜しか受け付けないのだろう。
虫喰い穴があり虫そのものさえ居る野菜こそ安全なのに。
結局、いじけシイタケの自家製干し椎茸は、私が自分ですべて消費するしかなさそうだ。
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寄り添う2匹のカタツムリ(蝸牛)

2023年05月11日 06時53分06秒 | 身の回りの生き物のこと


カタツムリはナメクジ(蛞蝓)と同じく同時的雌雄同体というそうだ。
1匹だけで受精繁殖するのではなく、2匹が出会い精子を交換し合って互いに受精する。
2018年10月29日に『ナメクジの交尾に遭遇』という記事を書いた。
ヤマナメクジ(山蛞蝓)という日本原産種であり、最大20cmにもなるとは、当時、調べもしなかった。
雌雄同体のことは知っていたので、交尾器の奇妙さに驚いたものの、淫靡な興奮を覚えることはなかった。
カタツムリの交尾をYoutubeで観ると、なかなかに奇妙キテレツであるけれど平等感があり、変な風なことは思わない。
哺乳類は役割分担の必要性から雌雄の別をはっきりさせることになったのだろうが、人が同時的雌雄同体だったらなどと考える。
相性はあるだろうけれど、異性を意識した文化あるいはアプローチといったものが無くて、皆に共通した自由のある世界。
LGBTQは無く、発情の整った同士が出会ったときだけの、同等のギブ・アンド・テイク。
今回、黒マルチの畝上に置いた鉢に居たカタツムリ2匹の絡まりは、事前か事後か、最中といった感じではなかった。
動画のカタツムリの交尾は、実際に私の観たヤマナメクジの静的交尾とは真逆の、激しく動的な絡まりだった。
いつか肉眼で観る機会も訪れるだろうと期待する。


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3群目分蜂群入居

2023年05月10日 09時22分55秒 | 養蜂


昨日は良い天気になり、何年も続いているニホンミツバチの群からの分蜂があって、ここに入って欲しいと仕掛けた飼育箱のうちの1つに蜂球を作った。
外に突き出した巣門と金稜辺のネットに固まり、入居行動に入らないまま安定してしまったのは先日と同じ。
先日に強制捕獲を試みた分は、元に戻り、蜂球が徐々に小さくなり、分裂したりしてほぼ消滅なのか雲散霧消なのか完璧失敗に終わった。
そういうわけで、期待はしつつただ見守ることにして手出しは一切せず、どうにでも好きなようにということに決めた。
以前、インド旅行中の国内線で予定の飛行機が飛ばないことがあり、『私にはパイロットの気持ちが分からない』とガイドが言い訳にならない理由を言っていたことを想い出した。
気にせず他のことをしようと、蜂球群が目に入らない場所でのひと仕事を終えた半日後に、観たのがわんわんと低く群れ飛ぶミツバチの群。
竹藪にある杉の木下の待ち箱に集まり、ぞろぞろと巣門に入っていくのが観られたので、4m程離れてずっと観続けた。
午前中に分峰した群なのか、それともそれらは私の思惑通りに入居して、新たな1群だとして2群一度の入居なら最高なのだが。
安定入居中の状況を確認できたので、午前の分を観にいくと蜂球は10数匹居残っていただけで箱の中にも居なかったから、これがあれかと納得した。
これで一応、今春目標である、わが飼育ニホンミツバチ倍増計画が達成された。
そうなると、さらに欲のでるのが人の常、わくわくは続く。
この杉の上方に仕掛けた鳥の巣箱には、まったく小鳥のやってくる気配はない。
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雨後の筍とフクラギ(福来魚)の三枚おろし

2023年05月09日 07時30分44秒 | 仕方








雨が止んだところで、もうそろそろ掘らないといけない雨後の筍を掘った。
京都の筍農家は、竹林に藁を敷いて土を被せるといった手間を掛け、地上に出る前の筍を採るようだ。
わが放置竹藪の筍は勝手に生えてきて、たまたま良さそうなのが見つかったり、邪魔だったら掘る。
私が生家を管理するようになってから、放置竹藪の混み合った竹を間引いたので筍が良く出るようになったと、周りの人が言う。
この辺りでは、筍は買ったりするものではなく、山に行って根曲がり竹の細い筍を採るのを楽しむものであり、孟宗竹の筍は遣ったり貰ったりするモノという感覚のようだ。
それで、今回は公孫樹の下の通路に生えてしまった筍を、とりあえず通行の邪魔なのでやっつけて、ヒトに貰ってもらう。

昨日はGWも明けたことだし回転寿司に行こうかと口が欲するので、食べる順序なんぞを考えながら向かう。
でも、スーパーで寿司パックを買った方が割安だな、と、途中で行く先を変え、スーパーに行ったら捌いていない魚の値段に惹かれた。
もう2尾しか残っていなかったフクラギ=イナダ(鰍)が1尾税込み430円。
30センチ余りの大きさだけれど、見た目はもうハマチ(魬・鰤)そっくりで獲れたばかりといった感じに眼が澄んでいた。
先日、友人がアジ(鯵)を捌いてくれる様子を観ていたので、なんとかなるだろうと簡単に考えた。
なるほど、熟練した技で造り上げる品だから『お造り』なのだなと思い知らされて、がっかりしつつ難儀した。
なかなか小骨がとげ抜きでは抜けなかったので骨付きになったけれど、どうにか三枚おろしをお造りにした。
意外にも、あら炊きが上手くいって、後から考えるに、頭も半割りにして入れるべきだった。
やる前に観たらいいのに、後からYoutubeを観て、いちいち反省点を見つけた。
骨のある部分は全部切り落として煮付けに入れたら良かったのだし、柵にして刺し身にするのはほんのわずかで良かったのだ。
刺し身を3分の1ほどしか食べられず今朝に持ち越したのは、たぶん切れない包丁だったからで、良い包丁なら腕も上がるのではないかと思いたい。
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キャベツと大根も薹立ち

2023年05月08日 07時03分07秒 | 養蜂






昨年末の雪が降るまでに収穫するべきキャベツの中で、芯のなかった未熟モノが冬を越して生き延び、玉にならないまま薹立ちを始めた。
キャベツの葉は玉にならなければ、外葉は硬くて食えたものではないけれど、薹立ちした茎は莟菜として食に堪える。
花が咲き揃う前に折れば、すぐに脇芽が生えて、それもまた食べられるから、だんだん小さくなるけれど、採り続け食べ続ける予定。
友人の畑では、わざと採らずにおいたのか、大根の花が咲き始めていた。
大根もアブラナ科なのに黄色い花ではなくて、独特の色合いの花を咲かせる。
私も何本か痩せた大根を収穫できないまま年末に放置した。
雪の下でも育つと言われる大根は、積雪で曲がってはいても食べられるサイズになっていたから、私は食用にぜんぶ引き抜いた。
放置しておいたら大根の莟菜も食べることができたかと思えば、半分残したら良かったのにと少々残念な気がする。
最期の画像は、白菜の薹立ちを摘んだあとにでてきた脇芽で、もう摘み頃。
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冷徹かつ俊敏にして事務的に

2023年05月07日 12時17分55秒 | 養蜂


ニホンミツバチ分蜂群の蜂球を強制捕獲するためには、冷徹かつ俊敏にして事務的に行う必要があることは理解していた。
昨日は雪囲い不要の越冬用屋内飼育箱に仕掛けた金稜辺と階段式巣門の下に集まったまま安定化してしまった群を捕獲することにした。
いきなり飛び始めて他所に行くならそれもよし、一晩そのままで二晩目も過ごそうというのなら、獲るしかないなと決めた。
夜陰に乗じて決行しようとシミュレーションをして準備も整え、雨もぽつぽつ降り始めたけれど薄暗い18時過ぎに始めた。
ヘッドライトを照らしながら、先ずは霧吹きで塊にまんべんなく水を浴びせ、ダンボールを下にあてがって刷毛で蜂球を落とす。
たぶん、まんなか辺りに女王蜂はいるはずなので、女王さえ確保できればなんとかなるだろうという算段。
手作りのテラス波板屋根に上がらなければならなくて、ベニヤを載せたり足場板を使ったりしたのに、やはり足場が悪いし暗い。
ほぼシミュレーション通りに進み、いざ蜂球をダンボールに落としてみると、蜂球の半分ほどをダンボールの外にこぼしてしまう。
あわてて、その塊を鹿革の手袋ですくってダンボールに入れようとしたら、ひとすくいのミツバチのぶるぶるが手に伝わってきた。
初めての感触のことで、シミュレーションになかった突発事態でもあり、ぶるぶるに思わず手を開いてしまった。
もうそれから以降はぐだぐだで、一応半分ほどはダンボールに入ったかとライトに照らされた箱内を見れば、女王を守って塊になるどころか、一斉に這い上がったり舞い上がったりの様子。
養蜂用の被り物は持っているのに、暗いから良いだろうと簡単な虫よけネット付き帽子しか被っていなかったこともあり、無数の蜂が私をめがけて飛んでもいるし這い上がってきそうな動きに焦りを感じた。
箱をとんとんと足場板に打ちつけて底にミツバチを落として蓋をして、ガムテープで密閉した。
はしごを慎重に降りて、屋内の飼育箱の上から手荒くダンボールの蜂を内部に落とす。
巣門の外は獲り損なった蜂たちがいるわけで、すぐに外に出て合流するのを防ぐために、飼育箱から巣門へといく屋内の巣門を塞いである。
これだけまずい作業にもかかわらず、女王は取り込めたと思いたく、なおかつ一晩経ったら飼育箱内の天井に塊をつくっていて欲しいと願うばかり。
結果、朝になって飼育箱のぞき穴から内部を観ると、箱の一番下で大騒ぎしているばかりで、塊は天井にできてはいなかった。
明らかに失敗だったので、内部巣門の塞ぎを外してやる。
そうして、さきほど午前中の状態は一昨日昨日の状態に逆戻りの元の木阿弥。
3群所有だったのが、金稜辺だけを頼りの待ち箱に2群自然入居したのだから、あと1群入ってくれたら倍増になる。
それで十分じゃないかと思うのと、ビジネスライクの荒業は不向きな自分を確認するに至った。
画像は、うちの庭の何か分からない雑木に這い上がっているアケビの雌花雄花なのだが、見た目の雌雄は逆転している感じだ。
大きい方の暗紫色の花が雌花で、小さくて薄紫の蕊の丸いのが雄花。
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分蜂にも異変

2023年05月06日 08時29分08秒 | 養蜂








一昨日に引き続きニホンミツバチの分蜂が見られた。
屋内型飼育箱も、待ち箱となるようにと外に突き出た巣門に金稜辺を取り付けておいた。
ふと見たら、まさにそこへ分蜂群が固まっていて、そのまま入居となればこちらとしては全くの世話要らず。
ところが、だんだんと飛び回り始めて竜巻状態になり、竜巻が横に移動して、朴の木の下に仕掛けた待ち箱の金稜辺に止まり始めた。
塊となり同時に巣門へぞろぞろと吸い込まれていくのを観ることができて、これは捕獲成り、わが飼育下に入ったということになる。
そうして、その後にまたもや別の分蜂群が屋内型飼育箱の巣門と金稜辺に固まっているのが見られた。
連日の入居となり、それに加えてもう1群の合計3群のどれも分蜂する瞬間を見ることができなかった。
待ち箱はたくさん仕掛けてあるし、どの金稜辺にも探索蜂が来ていたのだから、強制捕獲などしなくても良いのではないかとまた楽観的に考える。
その状態のまま、買い物に出かけ、帰りに蜂仲間の所に寄って自慢の報告をして帰ってきた。
1日にほぼ同時に別々の群から分蜂したのだろうかと思いながら静かな蜂球を見物していると、スマホの緊急地震速報が鳴った。
石川県なら、間に富山県もあるのでだいじょうぶだろうと、来るかどうか分からない揺れを待った。
ほどなく伝わってきた揺れは、横に20センチほど体が揺れたな、といった実感を伴う地震だった。
震度3くらいにしか感じなかったが、この辺りをテレビでは震度4と示していて、能登半島の珠洲で震度6強とは意外だった。
そうして夜に起きた緊急地震速報の再びの揺れは震度5強ということだったが、家の中にいたので、ぎしぎしと音が鳴り、こちら震度3と言うのだが昼のより強く感じた。
外と内とではこれほど違うものなのだろうかと首を傾げる結果で、私の実感は昼のが震度3で、夜のは震度4だ。
これからは緊急地震速報が鳴って震源地が近くだった場合、直ちに外に出るべしという教訓が得られた。
昨日2群目の分蜂群は、夜に懐中電灯を照らして見たが、昼間の状態を保って固まっていた。
本日先程も昨夕同様な塊になっていて、どうすべきか悩ましい。
1枚目画像は分蜂群が静かに固まっていた状態。
2枚目はトルネード状態が朴の木の下の待ち箱に行き、塊ができ、入居がスムーズに進み、ほぼ入居完了間近の状態。
3枚目は蜂仲間のところから帰る途中で車を止めて観た越後三山。
4枚目は今朝の悩ましい蜂球。
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分蜂群の入居と蜂の鳴き声

2023年05月05日 10時14分14秒 | 養蜂






数日前から探索蜂が徐々に多くなっていた待ち箱にとうとう分蜂群が自然入居した。
うちの群の1つが先日、巣門の下で蜂球を作り、それが分蜂だったなら、見物していただけでみすみす獲りそこなったという格好。
そうして、その直後から探索蜂がやってきていた経緯は先日のブログにも書いたが、その後の様子が2枚目画像。
昨日は、畑仕事をしている間に分蜂群がやってきたらしくて、私が見たときには全体が入居完了間近状態だったようだ。
金稜辺に未練があるような残りの一団もちょっとずつ待ち箱に入っていく様子が見てとれた。
一昨日までは探索蜂がかなり居ても、夜中になると聴診器を当てても中にいる様子はなく、きちんと自分の巣に戻っているようだった。
昨夜も、もしも中に居る様子がなかったらがっかりするところだったけれど、うごめき騒ぐ様子が聴き取れた。
それにもまして、昨夜は女王の鳴き声と思われる『きゅーきゅー』という声が持続的に聞こえた。
新女王が鳴くとかセイヨウミツバチではどうこうという文章は読んだことがあったが、今回、分蜂群の女王(?)の鳴き声を初めて聴いた。
どのような意図があって鳴くのかと考えると、ついつい擬人化した考え方をしてしまう。
蜜や花粉を求めて外出や外泊を決め込んでいる以外の働き蜂は、これから急いで巣を作らなければならないわけで、その巣作りを促す歌なのではないか。
古巣から持てるだけ蜜を身体に溜め込んで分蜂した働き蜂たちは、自分の身体から出す蜜蝋を滲み出させて新しく巣を作る。
それを促し鼓舞する労働歌のような応援歌のような音を女王蜂が出しているのではないかと想った。
尚、聴診器が身内に医療従事者が居ないにもかかわらずわが家にあったのは、息子の建築関連用のものであったらしい。
これからしばらく、ヘッドライトを着けて聴診器を首から下げた私の不審な行動を見ても疑うなかれ。
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シモクレン(紫木蓮)とヤマブキ(山吹)

2023年05月04日 08時54分08秒 | 身の周りの植物




わが家のシモクレンが決して大きく育つことのないのは、崩れた石垣の縁辺りから生えていて、雪囲いをしてやりたくてもできずに放置しているから。
育つと雪折れするのを繰り返しても、元は強いらしくて枝を何本か伸ばしては花を咲かせるのが毎年のこと。
同じ石垣に八重の山吹が垂れ下がって咲くのも今の時季。
若き太田道灌が、雨に降られて蓑(みの)を貸して欲しいと頼んだら、八重の山吹を差し出されて面食らったという逸話が有名。
『七重八重花は咲けども山吹の実のひとつだになきぞ悲しき』兼明親王作。
本当に実をつけないのかと、ようやくこの歳になって検索してみると、確かに八重の山吹は実をつけない突然変異で昔から挿し木なんかで増やされたクローンだとか。
山吹色の黄金を夢見て植えられたものだろうけれど、実りのない結果が待っていたという名残がいつものように咲く。
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白菜の薹菜

2023年05月03日 07時26分26秒 | 食べ方




芯が詰まらずふがふがだった白菜は収穫することができないので、畑に放置したまま一冬を過ごさせた。
雪でぺしゃんこになるのは防げるかも知れないとPPひもで縛っておいたから、2m越えの積雪でも生きていた。
ひもを外したら未熟ながらも春の光を受けてわずかに成長して薹立ちもして花が咲き始めた。
農事の先輩である蜂仲間が『白菜の薹菜を食べられるのは作っている者だけの特権』と先日言っていた。
キャベツの薹菜は以前食べたけれど、白菜の薹立ちは今回初めてだったような気がする。
特権というほどの味なのかと、さっと茹でてつまみ食いしたところ、確かに意外な美味しさで、1本まるまる食べてしまった。
この頃、薹菜に関しては三月菜、五月菜、野沢菜と毎日どれかを食べているので微妙な違いだって分かる。
それぞれにそれぞれの甘さとほんのりとした苦さがあるのだが、白菜のそれは白菜の旨さもあり甘さだけの美味しさ。
白菜の薹菜は他人に分けるほど出来ないし、生産者だけがたまたま味わえる特権であった。
それとも、高級料亭では『雪下白菜莟菜の御浸しでございます』などと供されているのかも。
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勝手な思い込みで巣箱

2023年05月02日 07時17分47秒 | 仕方




シジュウカラ(四十雀)でもヤマガラ(山雀)でも良いし、スズメ(雀)でも仕方ないかと巣箱を取り付けた。
古い牛乳箱を、街なか近くに住んでいる従姉(私は早生まれだが同学年)が、『これ要らない?』などと呉れたもの。
彼女の母親の実家が、いま私が独りで冬以外を過ごして畑をやったりニホンミツバチで遊んだりする、わが家。
子供の頃は頻繁に行き来していた仲なので、うちの裏にでも小鳥の巣箱として使ったらどうかと想ったらしい。
半世紀以上前には誰が取り付けたのか、杉の木に巣箱が設置してあり、出入り口の穴が大きいものだからムササビのねぐらになっていたものだった。
昼間はいつも穴から茶色の尻尾がぶらんと下がっていて、夜になると柿の木や欅の上から、ルルルルという鳴き声がして、懐中電灯を向けると目が光った。
それはともかく、小鳥だけの巣箱にすべしと小さな穴を空け、止り木まで付けて杉にくくりつけた。
今春の営巣時期を逃したのなら来年にと期待するけれど、営巣したとしてもカラスに狙われるのではないかと、いま思いついた。
蓋を開けるくらいのことはするだろうから、開かないようにしなくてはならないし、止り木は余計だったかも知れない。
台所から観られたら楽しかろうと勝手な思い込みで、観やすい場所に設置したけれど、小鳥の立場ならカラスが入り込めない奥まった所が良いはずだ。
ヘビも天敵で、この太い杉なら登れないだろうと、そこだけは考えたが、カラス対策は考え無しだった。
従姉の気持ちを酌んで体裁を繕ったけれど肝心の小鳥のことは考えていない、今どきの政治のようだ。
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