透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

祝祭性の演出

2006-11-06 | A あれこれ
そろそろこの青い旗、クリスマスカラー、そうに替えたらカッコいいのにな。それともこの色がイメージカラーなのかな・・・。
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昨日書いたこのブログついて、もう少しまともに書いておこうと思う。
商業建築の内部にこれだけの空間を創ったのだからもっと積極的に演出したらいいのに・・・、昨日の「カッコいいのにな」には私のそんな思いが込められている。非日常的なお祭りのような雰囲気の演出、建築のはやり言葉で表現すれば祝祭性の演出ということになるだろうか。

例の旗を毎月替える。例えば正月になったらおめでたい雰囲気の朱色の旗、五月は鯉のぼりを模したデザインの旗、七月は七夕飾り(それも上品に)というように。そうすることでこの空間のいつも変わらないという静的なイメージがライブな雰囲気、常に更新されているという雰囲気に変わるはずだ。 ここの空間の雰囲気を変えるのに旗は有効ではないかと思うのだ。旗なら取替えも簡単だし費用もそれ程かからない。ここを訪れる人たちはどんな演出がしてあるんだろうと、その都度楽しみになるはずだ。

空間を演出する、それも上品に美しくということが特に商業空間では重要だと思うけれど・・・。松本パルコのクリスマスツリーも同じこと、単に入口を飾るだけではもったいない。昨日提案したように、もっと「空間」を意識した演出をすればいいのに。そうすることにもっと積極的な価値を見いだして欲しい、と思うのだが。