稜線の中央のふたつのピークに鉄塔(らしきもの)が写っていることが分かると思います。美ヶ原を松本市郊外、南西方向から撮った写真です。王ヶ鼻が左の丸みを帯びた形の部分、王ヶ頭が右のやや小さな、テッペンが平らな部分です。通勤途中の車から山の形の変化を確認しながら市街へ。次第に右側の王ヶ頭が後方に移動していきます。この写真が反時計回りに回転していく、そうイメージして下さい。やがて王ヶ頭が王ヶ鼻の後方に隠れてしまうことを確認しました。やはり先日の写真に写っているのは王ヶ鼻でした。
山の形は見る方向によって全く違うということを改めて実感しました。この形が市内からは先日の写真(岳都 松本 1109)のように見えるのですから。あの常念岳の三角形は、先日北アルプスの写真を撮った池田町方面からみると台形に見えます。
私はこの写真に写っている美ヶ原の形も好きです。