透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

やはり仏像ブームなんですね

2009-05-19 | A あれこれ
  

 やはり仏像ブームなんですね。今日(19日)の朝刊(信濃毎日新聞)にこんな記事が載りました(写真)。ここには写っていませんが、『仏像の本』山と渓谷社 を出版した仏像ガール(広瀬郁実)さんが紹介されています。

大学で仏教美術を学んだ広瀬さん(確かモデルのはなさんもそうでした)、高校生の時、京都の三十三間堂の千手観音を前に涙があふれてとまらなかったそうです。

この仏像ブーム、混迷の時代だから仏像に心の安らぎを求める、という本来の意義よりも、芸術作品としての仏像の美に惹かれる、魅力を感じるという方のほうが多いのではないでしょうか。少なくとも私はそうです。仏像の姿の美しさや表情の豊かさに惹かれます。にわかに信心深くなったわけではありません。

それに仏像にはいろんな種類があって、それぞれいろんな役割、意味を負うている。その意味を知りたい、という知的(というほどでもありませんが)好奇心もあります。

今年はもうこれでいくしかありません。機会があるごとに仏像鑑賞をしたいと思います。紫陽花に加えて仏像の鎌倉・・・。今年も鎌倉に行きたいです。奈良も京都も、そして東北も。ああ、行きたいところが増えるばかり・・・。