手から生まれた、くらしのかたち
■ 工業デザイナーとして活躍しておられる柳宗理氏の作品展が松本市美術館で来月28日まで開催されている。昨日、美術館に出かけて鑑賞してきた。
柳氏といえばバタフライ・スツールが特に有名だ(チケットの左上のシルエットがそのスツール)。50年以上も前のデザインだが、少しも古さを感じさせない。優れたデザインは時の流れに抗して生き続けるものだ。
工業デザイナーの柳宗理氏のデザイン対象は文具、食器、調理器具、設備機器、建築と多岐にわたる。父親の柳宗悦氏は「用の美」を唱えて民芸運動を推進した。その影響かどうか、宗理氏のデザインは奇を衒うことのない素直なものだ。何の違和感もなく生活に馴染んでしまうようなデザイン。
先日見た建築家のカップデザインとは随分印象が違った。「本当の美は生まれるもので、つくり出すものではない」 なるほど・・・。
■ 工業デザイナーとして活躍しておられる柳宗理氏の作品展が松本市美術館で来月28日まで開催されている。昨日、美術館に出かけて鑑賞してきた。
柳氏といえばバタフライ・スツールが特に有名だ(チケットの左上のシルエットがそのスツール)。50年以上も前のデザインだが、少しも古さを感じさせない。優れたデザインは時の流れに抗して生き続けるものだ。
工業デザイナーの柳宗理氏のデザイン対象は文具、食器、調理器具、設備機器、建築と多岐にわたる。父親の柳宗悦氏は「用の美」を唱えて民芸運動を推進した。その影響かどうか、宗理氏のデザインは奇を衒うことのない素直なものだ。何の違和感もなく生活に馴染んでしまうようなデザイン。
先日見た建築家のカップデザインとは随分印象が違った。「本当の美は生まれるもので、つくり出すものではない」 なるほど・・・。