透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

白馬村の道祖神

2020-08-11 | B 石神・石仏


北安曇郡白馬村神城に祀られている道祖神と大黒様(過去ログ)撮影日2020.08.10



この道祖神の右側面に建立年が彫り込んである。寛政三年(1791年)は結構古い部類に入ると思う。江戸末期のものは時々見ることがあるが。

像がはっきりしないが、この像の隣に設置してある説明板に祝言像とある。左側に立つ女神が手に持っているのは酒器だ。男神は盃を持っているはずだが、この像では確認できない。右側の男神の肩のところに手があるのが分かる。注連縄で分かりにくいが左側の女神の肩にも手があると思われる。お互い仲良く肩に手をかけているのだ。

参考に平安貴族の衣装を身にまとう道祖神を再掲する。像が鮮明で肩にかけた手が良く分かる。向かって右側に立つ男神は盃を手に持ち、左側に立つ女神は酒器を手に持つ酒器像。お互い内側の腕を相手の肩に回している。抱肩握手像(*)はよく見かけるタイプだが、握手ではなく、酒器を持っているのはどうだろうか。それほど珍しいというわけでもないのかもしれない。


松本市里山辺藤井の道祖神 撮影日2016.06.19


 


あちゃ~

2020-08-11 | A あれこれ



**やはり巣が浅すぎると思う。少し成長して体が大きくなると、エサをねだる時バランスを失って巣から落ちてしまうのではないか・・・。心配だなぁ**  先日(5日)、建設現場の事務所のツバメの巣についてこのように書いた(過去ログ)。

心配していたことが起きてしまった。今日(11日)、巣の様子を見ると雛が2羽しかいない・・・。訊けば、1羽が巣から落ちてしまったとのこと。一番元気な雛だったようだ。親ツバメは悲しいだろうなぁ。ぼくも悲しい。

2羽の雛は無事成長して巣だって欲しい。