透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

「曠野から」川田順造

2020-08-14 | H ぼくはこんな本を読んできた



■ 『曠野から アフリカで考える』川田順造(中公文庫1980年再版) ぼくはこの文庫本を大学の後輩からプレゼントされた。巻末に送り主のメッセージと810323という日付が記されている。

カバー裏面の本書紹介文を引く。

**気鋭の文化人類学者が西アフリカのサヴァンナ地帯に腰を据えて五年余、大自然の息づかいや、曠野(こうや)に生きる人々の生活様式を背景に、折々の想いを鋭いまなざしと透徹した文体で綴る異色のエッセイ。** 昭和四十九年度日本エッセイストクラブ賞受賞 解説を柴田 翔が書いている。

あれから40年ちかく経った・・・、この本の送り主も今、広い視野に立つ優れたエッセイの書き手だ。

これからこの本を再読しようと思う。


 


かけがえのないこの日

2020-08-14 | E 朝焼けの詩


撮影日時2020.08.14 05:07AM


05:15AM


05:37AM

 「二度と来ない今日という一日をどうぞ大切にお過ごし下さい」 ラジオ深夜便のアンカー・石澤典夫アナウンサーは番組の最後をこのことばで締めくくる。

早朝、リビングの窓から刻々と変わっていく東の空を見ていると、時は流れている、ということを実感する。もう帰らないあの夏の日  という「想い出の渚」の歌詞が浮かび、確かに今日という日は二度と来ないんだなぁ、と思う。

かけがえのないこの日を大切に過ごそう。