和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

千と千尋。

2010-11-01 | 古典
ときどき、宮崎駿の「千と千尋の神隠し」の場面を思い浮かべることがあります。
集中豪雨のテレビ映像など、水に関係する映像をみると、思ったり。

最近は、古新聞を見ていて思い浮かべました。
産経新聞の探訪という写真のページでした。
熊本県宇土市「長部田海床路(ながべたかいしょうろ)」。
満潮時に水没する道。
説明書きは、こうはじまっておりました。

「夜明け前の闇の中、水面に反射する街灯が沖まで続いている。干潮時、車や人が普通に行き来していた道路は姿を消し、代わりに広がっているのは不思議な景観だ。・・・」

写真は、海の先へ電柱が並んでいる風景。電柱には街灯が一本ずつについており、夜、満潮の海が電柱の下を満たしていて、街灯が水に反射している不思議。


映画「千と千尋の神隠し」では、水なし川を渡って湯屋へ近づくところから、オクサレさまの川の神。よく思い浮かぶのは、後半の電車に乗る場面。海の上に顔を出しているプラットホーム。そこへと波をかきわけて電車がやってきて千尋を乗せて走りだす。あの場面。


本がはいったダンボール箱を整理していたら、その「千と千尋の神隠し」が入った箱がありました。さてっと、あとで読みたいときに簡単にひらける(笑)。とりあえず、スーザン・J・ネイピア著「現代日本のアニメ」(中公叢書)の最後にある「千と千尋の神隠し」の21ページほどの文を読み返して満足しております。
コメント
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