和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

相も変らず。

2016-03-30 | 前書・後書。
小林秀雄著「本居宣長」。
そのはじまりの方に、こうあります。

「物を書くといふ経験を、いくら重ねてみても、
決して物を書く仕事は易しくはならない。
私が、ここで試みるのは、相も変らず、
やつてみなくては成功するかしないか
見当のつき兼ねる企てである。」


うん。小林流の節回し。
これにイカレておりました。
冷却期間が経ち、あらためて、
あの時読んだのは何だったのか。
いま読み返すとどうなのか。

今度は初版本に黄色い線をひきながら
読んでみます(笑)。
コメント
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