和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

学校のしつけ。

2018-01-11 | 産経新聞
今日の産経抄は、福沢諭吉。
うん。うん。と読みました。

そういえば、昨日の産経新聞
オピニオン欄曽野綾子さんの
水曜日連載「透明な歳月の光」の下
「解答乱麻」が印象に残っているので
打ち込んでおきます。
元小学校校長・玉田泰之氏。
そのはじまりを引用。

「全国各地を講演行脚して、児童生徒の姿を見、
父母と対話された森信三先生が
「腰骨を立てる教育」を提唱されるようになったのは、
昭和37(1962)年頃からである。
森信三全集第24巻には『腰骨を立てる教育』と題して
一書を収めておられる。
この教育は後日短く『立腰(りつよう)教育』と
呼ばれるようになった・・・」

内容は端折って、
ここでは、最後を引用

「新学期の第1日の1時間目から実践する。
立腰教育の成否は全校であれ、学級であれ、
初日の教師の第一声によって決まる。
これは『学校のしつけ』の根本原則といってよく、
教師も児童生徒も心が共に最高の緊張度に達しているが故である。
それはかの『鉄は熱いうちに打て』という語以上に、
『魂の最高燃焼の一瞬を空しく逸し去るな』ということである。

 腰骨を立てていなくても叱らない。
小言は言わない。立てている子を褒めるだけ。」

はい。
残念ながら、義務教育で私はこの
立腰教育を、うけてこなかった。

いま、60歳を過ぎてから、
こりゃ、自分ではじめるしかないと
腰が痛くなってから、
改めて、気づかされるこの頃(笑)。

幸いに
齋藤孝著「坐る力」(文春新書)
それに、この新書で指摘されていた
森信三先生講述「親子教育叢書全六冊」寺田清一編に入っている
「性根の入った子にする極秘伝 立腰教育入門」が
ありました。

さてっと、
森信三全集を本棚に揃えておられる方を
知っているので(笑)、全集第24巻を
今度借りてくることにします。

「学校のしつけ」に遭遇しなかったし、
遭遇していても無視したであろう私は、
あらためて、自分のための立腰教育の
入門をこれから果たす所存でおります。

新春早々の、入門のきっかけとして、
「解答乱麻」を読ませて頂きました。




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