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「ローズ家の戦争」は89年のマイケルダグラス主演のブラックコメディ映画だ。監督は小さい身体を全身でコミカルに動くダニーデヴィートで、自らも出演する。テーマはただの離婚問題にとどまらず、家庭内別居や女性の哀しいサガである。「危険な情事」で激しい不倫復讐劇を演じたマイケルがもう一度女性から痛い目にあう。
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弁護士であるダニー・デヴィートが依頼主と話をする。どうも離婚を考えている男のようだ。
自分の知り合いの話を回顧してみる。主人公オリバーことマイケルダグラスはハーヴァードロースクールに通う弁護士の卵だ。その彼がオークション会場で日本の骨とう品のオークションに参加する。値を入れたところ一人の美女が対抗してきた。美女ことキャスリーン・ターナーが結局落とす。帰ろうとしたマイケルであったが、彼女が気になり誘い出す。
たちまち恋に落ち結婚した。男と女の2人子供に恵まれ、マイケルも法律事務所のパートナーとなる。子育ても順調に家庭もうまくいっているように見えた。キャスリーンはパーティ用の仕出しの商売に情熱を傾け始め、家事は家政婦ことマリアンネ・ゼーゲブレヒトに任せるようになる。ある日オリヴァーが商談中に内臓の異変で病院にかつぎ込まれるが、バーバラは見舞いにこなかった。その時彼女は、もはや夫への愛が消えてしまっていることを知るのだった。
約2時間の映画であるが、約45分は大きな変動が起きない。一瞬何か起きそうに見せるが起きない。タダでは済まないだろうなあと見せながら、観客をじらす。そして突破口が開かれるのはそのあとからだ。内田樹が「映画の構造分析」で述べているがごとく、マイケル映画ではむしろ女性の方がおかしい。生理的に相手が嫌になってどうしても、その相手が嫌になるということはよくある。それにしてもマイケルよりもおかしい。と思ってしまうのも男性の立場だからか?
傑作とは思わないが、おいおいよくここまでやるな!と思わせる。
ダニー・デヴィートはこういう思いをどっかでしたのであろうか?さすが監督だけにいつもほどその個性は見せていない。「バットマンリターンズ」のペンギン役が最高、気が付いてみると彼の出演した作品も10本近く見ていることになる。どこにでも顔を出す男だ。
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弁護士であるダニー・デヴィートが依頼主と話をする。どうも離婚を考えている男のようだ。
自分の知り合いの話を回顧してみる。主人公オリバーことマイケルダグラスはハーヴァードロースクールに通う弁護士の卵だ。その彼がオークション会場で日本の骨とう品のオークションに参加する。値を入れたところ一人の美女が対抗してきた。美女ことキャスリーン・ターナーが結局落とす。帰ろうとしたマイケルであったが、彼女が気になり誘い出す。
たちまち恋に落ち結婚した。男と女の2人子供に恵まれ、マイケルも法律事務所のパートナーとなる。子育ても順調に家庭もうまくいっているように見えた。キャスリーンはパーティ用の仕出しの商売に情熱を傾け始め、家事は家政婦ことマリアンネ・ゼーゲブレヒトに任せるようになる。ある日オリヴァーが商談中に内臓の異変で病院にかつぎ込まれるが、バーバラは見舞いにこなかった。その時彼女は、もはや夫への愛が消えてしまっていることを知るのだった。
約2時間の映画であるが、約45分は大きな変動が起きない。一瞬何か起きそうに見せるが起きない。タダでは済まないだろうなあと見せながら、観客をじらす。そして突破口が開かれるのはそのあとからだ。内田樹が「映画の構造分析」で述べているがごとく、マイケル映画ではむしろ女性の方がおかしい。生理的に相手が嫌になってどうしても、その相手が嫌になるということはよくある。それにしてもマイケルよりもおかしい。と思ってしまうのも男性の立場だからか?
傑作とは思わないが、おいおいよくここまでやるな!と思わせる。
ダニー・デヴィートはこういう思いをどっかでしたのであろうか?さすが監督だけにいつもほどその個性は見せていない。「バットマンリターンズ」のペンギン役が最高、気が付いてみると彼の出演した作品も10本近く見ていることになる。どこにでも顔を出す男だ。