ご存じビートルズの名曲「アクロスザユニバース」が映画の題名になっている。なんとなくDVDを手にとっても後回しにいつもしてしまった映画だった。ウディアレン監督の人生万歳を見てエヴァンレイチェルウッド嬢のみずみずしい若々しさが気になり一度は見てみようと思った作品だった。
見て強く後悔した。何でもっと早く見なかったのであろうか?と。妙な偏見があったのは残念だった。
前面に流れるビートルズの曲が実に効果的に使われている。60年代の若者の偶像を見事に描いている。満足であった。
1960年代のイギリス・リバプール、造船所で働くジュードことジム・スタージェスは母親と2人で暮らしている。米兵だったというまだ見ぬ父に会うためアメリカへと渡る。しかし、東海岸のプリンストン大学で管理人として働く父親は存在すら知らなかった息子の訪問に戸惑うばかり。すっかり失望したジュードだったが、ひょんなことからプリンストン大学の学生であるマックスと知りあう。そして、マックスの家に行き、彼の妹ルーシーことエヴァンレイチェルウッドと出会い、かわいい彼女に惹かれる。ジュードはマックスと共にニューヨークへと向かい、歌手のセディが住むグリニッジ・ビレッジのアパートに転がり込み、様々な若者たちとの刺激的な共同生活をスタートさせるが。。。。
ビートルズの音楽が絶えず流れ続けて、ミュージカルの色彩だ。印象としてはカトリーヌドヌーブの「シェルブールの雨傘」を連想した。曲の選択がそれぞれの場面にぴったりきている。ビートルズが生まれたころの60年代が舞台でベトナム戦争への出征や反体制派の活動なども映画の題材になる。基本はラブストーリーだ。こうやって日本訳をマジマジと見ると、彼らの歌にいかにラブソングが多かったのだと思う。印象的だったのは「オールマイラビング」「イットウォンビーロング」「ガール」など。オリジナルをうまく編曲している。若い出演者にそのまま歌わせるのがいい。
毛沢東をおちょくったような「レヴォリューション」の歌詞がおもしろかった。文化大革命で暴れまわる紅衛兵や毛主席自身を批判するその内容である。当時まだ文化大革命の意義の評価が固まっていないころで、ジョンの歌詞が一歩先を行っている感じだ。
もう一度見てみたいと思わせる作品だ。
見て強く後悔した。何でもっと早く見なかったのであろうか?と。妙な偏見があったのは残念だった。
前面に流れるビートルズの曲が実に効果的に使われている。60年代の若者の偶像を見事に描いている。満足であった。
1960年代のイギリス・リバプール、造船所で働くジュードことジム・スタージェスは母親と2人で暮らしている。米兵だったというまだ見ぬ父に会うためアメリカへと渡る。しかし、東海岸のプリンストン大学で管理人として働く父親は存在すら知らなかった息子の訪問に戸惑うばかり。すっかり失望したジュードだったが、ひょんなことからプリンストン大学の学生であるマックスと知りあう。そして、マックスの家に行き、彼の妹ルーシーことエヴァンレイチェルウッドと出会い、かわいい彼女に惹かれる。ジュードはマックスと共にニューヨークへと向かい、歌手のセディが住むグリニッジ・ビレッジのアパートに転がり込み、様々な若者たちとの刺激的な共同生活をスタートさせるが。。。。
ビートルズの音楽が絶えず流れ続けて、ミュージカルの色彩だ。印象としてはカトリーヌドヌーブの「シェルブールの雨傘」を連想した。曲の選択がそれぞれの場面にぴったりきている。ビートルズが生まれたころの60年代が舞台でベトナム戦争への出征や反体制派の活動なども映画の題材になる。基本はラブストーリーだ。こうやって日本訳をマジマジと見ると、彼らの歌にいかにラブソングが多かったのだと思う。印象的だったのは「オールマイラビング」「イットウォンビーロング」「ガール」など。オリジナルをうまく編曲している。若い出演者にそのまま歌わせるのがいい。
毛沢東をおちょくったような「レヴォリューション」の歌詞がおもしろかった。文化大革命で暴れまわる紅衛兵や毛主席自身を批判するその内容である。当時まだ文化大革命の意義の評価が固まっていないころで、ジョンの歌詞が一歩先を行っている感じだ。
もう一度見てみたいと思わせる作品だ。