映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

大奥(男女逆転)  二宮君

2011-09-23 20:57:30 | 映画(日本 2000年以降主演男性)
大奥を描いた映画作品は昔から数多い。しかし、男女逆転は初めてではなかろうか?
奇病により男子のみ次から次へと死んでいく世の中になり、女将軍が生まれたとの前提だ。
女性天皇復活へは皇室典範の改正というハードルが残り、そう簡単には生まれそうもないが、これから先何が起こるか分からない。ジャニーズ事務所総動員でホストクラブ系大奥を見せる。でも二宮君は比較的江戸弁をきかせる好青年の役柄だ。パロディ映画で遊び心満載だ。


江戸時代、第七代将軍徳川家継の治世。男だけを襲う謎の疫病により、男性の人口が激減した。そんな男女逆転した世にあって、主人公水野こと二宮和也は剣術に打ち込み、武士道を追い求めていた。
彼は、困窮した旗本である家を救うため、恋人である大問屋の娘こと堀北真希への想いを断ち切り、大奥にあがることを決意した。意気揚々と大奥にあがった二宮は、これまで見たこともない程の数多の美男が集められている大奥に驚愕する。徳川の血を絶やさぬため一人の女将軍のもと、3000人の美男が集められたといわれる女人禁制の男の園。日夜、才色兼ね備えた男たちの熾烈な競争が繰り広げられていた。容赦なく様々な嫌がらせの洗礼を浴びせられる新入り二宮であったが、持ち前の度胸で窮地を切り抜けていこうとするのであるが。。。。


本当にこういうことがあったらすごいなあといった感じだ。
大奥の中では新宿3丁目風男が幅を利かせる。男色が日常茶飯事であり、これは大変なことだ。
映画としては今一つだが、柴咲コウが逆に将軍らしく大奥らしい設定にはなっている。リアルな舞台設定も単にセットだけでやったわけでないのが画像でよくわかる。

遠い昔18世紀後半のロシアの女帝エカチェリーナ2世には多数の恋人に加えて、大奥のようなものがあったといわれる。露土戦争などでの領土拡大でも有名で、日本の大黒屋光太夫にもあったといわれる女帝だった。ある意味規模が違う気もするが、あのロシアペテルブルグの大きな宮殿の片隅で同じようなことがあったのであろうか?


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