映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

2011-12-29 06:06:09 | 映画(日本 2000年以降主演男性)
山岳ものである「岳」を見た。
割と楽しめた。

石塚真一による原作コミックを映画化した。日本アルプスを舞台に、山岳救助ボランティアの主人公と仲間たちが繰り広げる。明るい主人公を演じるのは小栗旬。小栗はクランクイン前から厳しい真冬の山岳トレーニングにも励んだようだ。クレパスのシーンは見る方がドキドキする。


北アルプスの雪山で一人の登山者がクレパスに転落するシーンからスタートする。
目撃者の情報が山岳救助隊に入る。隊長こと佐々木蔵之介が隊員たちに指示をする。ちょうど配属されたばかりの警察官こと長澤まさみは来たところである。すぐには遭難場所に行けないので山にいる島崎三歩こと小栗旬に連絡をとる。三歩は、山岳救助ボランティアとして登山者たちの命を守っている。三歩はクレパスに転落している遭難者をいち早く発見救助するのであった。

長澤まさみは、隊長こと佐々木蔵之介や三歩の指導の下、過酷な訓練を乗り越え新人女性隊員として成長していく。だが、実際の救助では自分の未熟さや大自然の脅威により、遭難者の命を救うことが出来ない日々が続くのだが。。。。

救助の逸話をいくつも積み重ねていく。全部うまくいくわけではない。主人公はスーパーマンだが、それだけではないところも見せる。それを演じる小栗旬のキャラがいい。いつもにこにこしながら、難しい救助をこなしていく。スキー以外の雪山経験のない自分からすると、このロケはかなりハードに映る。かなりの危険と背中合わせだ。長澤まさみもよく頑張ったと思う。それぞれの役者魂に雪山を映す撮影の妙が加わりいい作品になった。

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