山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

突然ですが・・・Yosshi写真展開催中!

2011年11月22日 | 番外編
 甲府駅前のホテル東横イン1階に元麻布ギャラリーという立派なホールがあります。ここで11月22日(本日)「真澄ヌーボーの会」と称した新酒品評会、さらに11月25日(金)「神部冬馬ライブコンサート」が開催され、その2つの会に写真の展示を頼まれました。間の2日間、本来ならば会場費がかかるところを、ホール管理人様のご好意で貸していただけることとなり、写真展開催となりました。「美しき山梨の富士、山梨の山」と題して、実質的には23日、24日、25日午後2時ごろまでの2日半の展示となります。約25点の写真を解説付きで展示しておりますので、ご都合よろしければお立ち寄りください。入場無料、午後7時ごろまでやっています。


      樹氷の彼方に
    撮影場所:毛無山  撮影日時:平成22年2月20日 午前6時半
 数日間荒れた天候が続いた甲府盆地。標高の高いところでは雪が降ったに違いない。樹氷の情景を求めて毛無山(標高1,945m)に午後から登り、夜8時山頂に到着、テントを張って夜を明かした。深夜になってから空が晴れ、満天の星空が広がる。そして迎えた朝、朝焼けの空と雲海が広がり、その中に富士山が浮かぶ。林の中を探すと、ぽっかりと木の隙間から富士山が見える場所があり、フラッシュを焚いて撮影した。日が昇るとともに気温が上昇し、この樹氷の景色はわずか1日で終わってしまった。


      早春の薬師岳と並ぶ富士
    撮影場所:鳳凰山観音岳  撮影日時:平成20年4月6日
 甲府盆地では桜が満開の頃、鳳凰山を訪れてみた。ここは数日前に雪が降ったばかり、新雪と緩んだ雪の両方に足を取られながらの登山で、かなり体力を消耗しつつ、なんとか薬師岳手前の砂払山までたどり着きテントを張った。天候に恵まれた翌朝、暗いうちから観音岳を目指し、富士山と薬師岳が並ぶ位置を探して三脚を構え、日の出を待つ。やがて新雪の斜面をピンク色に染めて朝日が昇り始めた。


      岩場に咲く花たち
    撮影場所:八ヶ岳横岳  撮影日時:平成20年7月13日
 花の季節に初めて訪れた八ヶ岳横岳。森林限界を越えると岩と砂礫ばかりの横岳と思っていたのだが、こんな凄いお花畑が広がっているとは想像もしていなかった。言葉に言い表せない感動がそこにある。花はハクサンイチゲ(白)、ミヤマキンバイ(黄色)、オヤマノエンドウ(紫)など。平成24年山梨県山岳連盟カレンダーに採用予定の写真である。


      白峰に傾く冬の大三角形
    撮影日:平成20年12月21日 撮影場所:鳳凰山砂払山
 何度も訪れている冬の鳳凰山ですが,なかなかうまく撮れない白根三山に沈んで行く冬の大三角形.この時は月光をライティングに利用して山を浮かび上がらせつつ星を撮影するという方法を使って撮影してみました.月は下弦を1日過ぎた月,やや明るすぎる感もありましたが,空がすっきりと澄んでくれたおかげで山と星を写し込むことができました.平成20年に撮影した星空の中で最高の1枚と思っています.
コメント (6)
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