山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

秋色付き始めた御坂山系 笹子変電所から本社ヶ丸  平成25年10月14日

2013年10月21日 | 山梨百名山
 秋晴れとなった10月の3連休、13日から北岳に入山する予定で肩の小屋を予約したのだが・・・朝起きれば既に時間は7時、完全に寝過ごした。目覚まし時計が故障していて鳴らなかったのだ。完全にやる気消失し、この日は静養、かつ14日下山後の業務をこの日の午後に変更して片付ける。これで14日は丸1日フリーとなったが、あまり歩く気がしない。しかし、折角の3連休、全くどこにも行かないのは罪悪のような気がする。通い慣れた御坂山塊のどこか、まだ歩いていない本社ヶ丸の笹子側ルートを歩いてみることにした。

 どうするか迷っていたので、自宅出発は9時を過ぎてしまった。この日は空模様が悪く、残念ながら富士山は見えていなかった。甲府側から笹子トンネルを過ぎてカーブを曲がった先で右折して変電所のある林道に入る。変電所までは舗装道路だが、その先は砂利の道になっており、橋を渡ったところの道脇に車を止める。11時半、出発。15分ほど林道を歩くと終点となり、伐採地に出る。そこに清八山への道標が建てられていて、入山届のボックスが立っていた。伐採地の中を登山道が横切っており、そこを登って行くと清八峠に至る尾根にたどり着く。この伐採地はちょっとしたお花畑のようになっていた。

    林道脇に車を止める。


    林道終点。道標が立っており、伐採地の中を登山道が横切っている。


    ?? 林道脇と伐採地の斜面にたくさん咲く。


    狂い咲きのタチツボスミレ


    アキノキリンソウ群生


    伐採地の中を登山道が横切る。

 林の中の道はよく整備されていて歩きやすい。途中にはベンチも設置されている。2時間ほどで清八山からの道に合流する。そこから本社ヶ丸山頂までは40分と道標に記されている。

    整備された登山道と休憩ベンチ


    咲き残っていたトリカブト


    清八山からの登山道と合流


    少しだけ色付いた本社ヶ丸の稜線


    ツツジの紅葉。向こうに見えるのは三ツ峠。


    色付き始めた三ツ峠の山腹


    こちらはドウダンツツジか?

 午後2時20分、本社ヶ丸山頂に到着。2時間半ほどの行程、標高差は700mほどだ。何度か登っている本社ヶ丸だが、いつもは三ツ峠登山口から林道を歩いて清八山を越えて登っていた。こちらのルートも予想していたよりは歩きやすかった。

    本社ヶ丸山頂


    三ツ峠に雲がかかり始めた。天候が崩れそうだ。食事してさっさと下山。

 今年は夏焼が少なく、なかなか良い紅葉が楽しめそうだ。台風で葉が散ってしまわないことを祈る。






コメント
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