湯村山から八王子山に至る尾根の紅葉がいよいよ見ごろになった。満月を過ぎたばかりの月が早朝に西の空に沈んで行く日を狙い、この月をライティングに使って月光の湯村山尾根と甲府の夜景が写るのではないかと目論んで、まだ暗いうちに甲府市八王子山の展望台に行ってみる。
千代田湖に映る未明の月
八王子山展望台からの夜明け前の景色。金星が輝いている。
月光に照らされて紅葉の湯村山尾根が撮れるのではないかと思ったが、町灯りに負けてしまって写らず。
目論見は失敗に終わったが、夜明けの富士山と町灯りは十分に美しかった。
夜明け前の富士山と市街地の明かり
西に傾く月とうっすらアースシャドウ
だいぶ明るんできた。
南アルプスに朝日が射し出した。
ピンク色に染まる鳳凰山と甲斐駒ケ岳
八王子山山頂に移動する。
朝日が射す富士山
日の出
木々に朝日が射しこむ
朝日が射す紅葉
下に見える湯村山尾根の紅葉が朝日に染まっている。
再び展望台に移動する。
朝日射しこむ湯村山尾根の紅葉
東側からの光だと尾根の一部にしか陽が差し込まず、やはりこの場所は夕方のほうが良い。
南アルプス側の紅葉。今が見ごろであろう。
白山の展望台に立ち寄ってみる。
千代田湖越しの片山の紅葉
月はもううっすらとしか見えない。
片山の紅葉と甲斐駒ケ岳。だいぶ雲がかかってきた。
茅ヶ岳から黒富士の山塊
紅葉と茅ヶ岳。左側の八ヶ岳には雲がかかってしまった。
朝5時起きで散策してきた八王子山から白山にかけての景色である。月明かりで湯村山尾根の紅葉を撮影するには難があったが、美しい朝の景色を堪能した。