山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

アウトドアショップエルクで『ダイヤモンドとパールな富士』写真展開催中です  令和1年11月8日

2019年11月08日 | 番外編
 アウトドアショップエルク(甲府市徳行)の中二階展示場をお借りして11月3日から写真展を開催しています。今回のテーマはしばしば撮影に出かけているダイヤモンド富士とパール富士の作品です。撮影に成功するまでに苦労した多光芒ダイヤモンド富士『ティアラ』や『キャッツアイ』も展示してあり、実際に撮影に使ったレンズも展示してあります。お時間が許せばお立ち寄りください。11月30日まで展示する予定です。さらに、最終日の前日11月29日は「山と花と星の奏でる上映会」を夜7時から1時間行います。割れるダイヤモンド富士「ティアラ」の動画を是非見に来てください。


    アウトドアショップ エルク


    中2階の展示場。この会場をお借りするのは今回で4回目です。撮影に使用したレンズとカメラも展示中。


    展示の様子。机の上にはティアラ撮影に至るまでのデータを記録した「月星ノート」と「酷評ノート」という落書き帳が置いてあります。


    展示の様子


    同上

 計22点を展示してあります。いくつかご紹介します。


    厳冬のダイヤモンド富士(竜ヶ岳)

 凍り付くレンズを拭き取りながら撮影したカットの中に虹色の光芒が出たカットがありました。レンズのフレアを最小限に抑えるためにあえて太陽をレンズ視野の真ん中に配置して撮影した作品です。


    朝焼けに昇るダイヤモンド富士(笊ヶ岳)

 3度目の正直でやっと撮影に成功した笊ヶ岳のダイヤモンド富士です。標高2,600mまで昇るとまだ朝焼けのオレンジ色が残っているうちに富士山頂に太陽が現れます。笊ヶ岳は山梨県側の雨畑から登るのは大変な山で、両足が攣りながらも10時間かかって山頂に登って撮影してきた作品です。


    多光芒ダイヤモンド富士『ティアラ』

 撮影位置と富士山との距離を調整するのに難航しましたが、それだけではなくて気象条件に大きく左右されます。雲が出てもダメ、霞が出てもダメ、強風で雪煙が舞っても撮れません。撮影に成功するのは5回に1回あるか無いか程度だと思います。


    剣ヶ峰に昇る新春の月(思親山)

 平成30年元日に富士山に昇って来た月です。西側に出た雲で富士山にややまだらな影が出てしまいましたが、これほどの好条件でパール富士が撮影出来る機会はあまりありません。

 お近くにお越しの際はお立ち寄りください。
    
    
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