山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

羽・蝶・のラン三昧  御坂山系  平成28年7月17日

2016年07月20日 | 御坂・毛無・天子山系
 今年は八ヶ岳の谷にこの花を探しに行ったが、見つかったのは1株だけで寂しい思いをした。比較的簡単に登れる御坂山塊の某山では手厚く保護されていて見られるのは確実だが、昨年探索した別の山の花がどうなっているのかずっと気になっていた。南アルプスの沢から下りて来たばかりで足が痛いが、この日を逃すともう今年は時期が過ぎてしまって見られなくなってしまうだろう。ゆっくり歩けば(いつも以上に・・・)、登れる・・・かな??

 標高差200mを1時間かけて登ってひと休み。やっぱり足が痛いがなんとか行けそうだ。その後はさらに失速して40分に1回休憩しながら登ってなんとか現地に到着した。少し遅いのでは?と予想していたが、まだ見頃の花が残っていてくれた。


    若干遅かったが・・・


    まだ見頃の花も残っていてくれた。


    羽・蝶・のラン


    岩場の草地に咲く可憐な薄紫色の花。


    草に隠れてひっそり咲いている株


    高い岩の上で見下ろしている株。

 この場所は昨年に比べると若干数が減っているような気がする。花を見たらなんとなく元気が出た気がした。さらに上にある岩場を訪れてみる。


    5株固まって咲いていた。この場所は昨年よりも増えている。


    心安らぐ美しい花。


    ここにも固まって5株くらい。


    おそらく御坂山塊最多の花付きの株だろう。

 さらにもう1ヶ所、今度は崖を下った谷の岩壁に咲いているので、慎重に進む。


    この株は崖の先に咲いておりこれ以上近付けない。


    よじ登るとその上にも咲いていた。

 この場所の株は昨年とほぼ同じくらいだった。さらに登り返して別の岩壁にもあるのだが・・・時間が午後4時近くになってしまい、ここで撤退する。帰り際に最初の岩壁の下を覗き込んでみたところ、そこにも数株咲いているのを発見できた。全体的にはおそらくは昨年と同程度の株数だと思う。おそらく隣の山周辺の岩場にも咲いている可能性が高いと思われるが、そちらの調査は来年にしたいと思う。

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2 コメント

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うーさんへ (ヨッシー)
2016-07-29 13:33:28
 おそらく登山道になっている岩場にはかつてたくさん咲いていたのだと思いますが、今では人が近付かない(近付けない)場所にしか残っていません。鹿の食害はまず無いと思うので、これから増えてくれると良いですね。

 私自身もそうですが、足元には十分に気を付けてください。
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Unknown (うーさん)
2016-07-26 10:41:05
おはようございます

花付きのよい大きな株、とても綺麗ですね
この山系には羽蝶蘭が沢山咲いていたと地元の
方に聞いた事があります
乱獲されたそうですが、ここ数年花付きや株数も
変化が無いので安心しています

この山系で同じような環境に咲く新たな場所を
懲りずに探索したいです
返信する

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