富士川沿いの急斜面に付けられた県境の道は側面から小さな川が流れ込んで斜面が湿っており、たくさんのシダが生育している。山梨県ではあまり見られないシダも生育しているはずである。
道路脇のスペースに車を止めて散策に出かける。暑くて汗だくになる。
カタヒバがたくさん着生している。上にあるのはイワギボウシの葉。
群生しているカタヒバ
イワタバコが咲いていたがもう終盤である。
結構たくさん生えていた。
ゲジゲジシダの群落
これはミゾシダであろう。裏側に細長い線状ソーラスが付着していた。
大型のフモトシダ
葉がまだ若いヒメカナワラビ
見たかったのは水際を好んで生えるこのイブキシダ
下のほうに付く羽片が小さくなるが、この株は典型的ではなくもっと極小になる。
ヨコグラノキの幹はこんな感じだと思ったが・・・
赤い実が付いておらず青くてやや大きな実が付いている。探したがヨコグラノキは見つからなかった。
ヤブミョウガの花が咲いていた。背が高く葉に光沢がある。
こちらはハナミョウガであろう。背が高くならず葉の光沢は渋い。
ヤブレガサであろう。探しているオオモミジガサは見つかる気がしない。
大汗をかいてヘロヘロだが、もう1ヶ所見に行ってみる。
この石垣にはイタビカズラが生えている。
実を期待したのだがここでも見つからず。
他にも探索したい場所があったのだが、暑過ぎてとても歩く気にはなれず、これにて本日は撤退する。
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