山地から亜高山帯の林下に生育する夏緑生のシダである。葉は3回羽状複葉で、全体的に5角形に近い形を呈する。葉質は薄くて柔らかく傷み易く、胞子嚢群は裂片の辺縁寄りに付く。葉柄は細くて長く、無毛であるが基部に薄く鱗片をつける。富士山の青木ヶ原樹海の中に生育するものは下から2番目の羽片に葉柄を持ちアオキガハラウサギシダとされていたが、本種に含まれることになった。山梨県では奥秩父、南アルプス、富士山で生育が確認されているが個体数はあまり多く無い。
2018年山梨県絶滅危惧ⅠB類(EN) 2017年環境省なし

ウサギシダ(アオキガハラウサギシダ) 令和2年5月 富士山麓で撮影

同上 風穴の入り口に生育していた個体。

同上 葉質は柔らかく傷み易い。

令和2年7月 同じ場所で撮影

同上 青々とした葉が茂っている季節であるが既に痛んでいるものが多い。ソーラスはまだ出現していなかった。

令和1年10月 同じ場所で撮影。10月になると枯れ始める。

同上

同上 ソーラスは裂片のやや辺縁寄りに付着する。

令和2年9月 瑞牆山で撮影 富士山麓以外の場所で初めて見たウサギシダ

同上 柔らかくて傷みやすい葉は既に千切れていた。
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2018年山梨県絶滅危惧ⅠB類(EN) 2017年環境省なし

ウサギシダ(アオキガハラウサギシダ) 令和2年5月 富士山麓で撮影

同上 風穴の入り口に生育していた個体。

同上 葉質は柔らかく傷み易い。

令和2年7月 同じ場所で撮影

同上 青々とした葉が茂っている季節であるが既に痛んでいるものが多い。ソーラスはまだ出現していなかった。

令和1年10月 同じ場所で撮影。10月になると枯れ始める。

同上

同上 ソーラスは裂片のやや辺縁寄りに付着する。

令和2年9月 瑞牆山で撮影 富士山麓以外の場所で初めて見たウサギシダ

同上 柔らかくて傷みやすい葉は既に千切れていた。
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