山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

彩雲富士 朝霧高原  平成28年3月5日

2016年03月07日 | 番外編
 本栖湖の富士山ライブカメラでは霧が出ていて何も見えていない。しかし河口湖のライブカメラでは雲に巻かれながらも富士山が見えている。まだダイヤモンドの時間には2時間あるのでひょっとしたら撮影できるのでは?明日は雲画像から見てほぼ絶望的で、しかも町内会の河川敷清掃という行事が入っているので朝の撮影は困難である。おそらく朝霧高原ふもとっぱら付近で剣ヶ峰で割れるダイヤモンド富士を撮影できるのはこの日が最後になるだろう。ダメもとで出かけてみると、案の定精進湖から見上げる富士山には大きな雲がかかっている。これは絶望的だろう。朝霧高原道の駅まで行って空を見上げていたがダイヤの撮影は無理だろう。しかし少しずつ霧と雲が晴れ始め、笠雲を被った富士山が現れ始めた。予定した場所に移動するが、剣ヶ峰から太陽が現われる位置では太陽が右に寄り過ぎるため、場所を左に150mほど移動して富士山中央に近い位置から太陽が昇る位置で三脚を構える。大きな笠雲を被った富士山の上に大きな雲が出ているが少しずつ小さくなっている。そしてなんとなくその雲が黄金色っぽく輝いている。


    笠雲を被った富士山と雲。これではダイヤモンド富士は困難。朝霧高原らしく、木を入れたポジションでカメラを構える。


    次々に形を変えて行く山頂の雲。雲の辺縁が黄金色~虹色に輝いている。ダイヤは無理でも何か起こりそうな予感。


    富士山頂の笠雲の上に太陽が現れた。


    雲に隠れた太陽の周辺の雲が彩雲になっている。


    燃える彩雲富士


    彩雲の中に太陽が姿を現す。


    やがて太陽は雲から抜け出る。


    今朝はここまで。

 この日はふもとっぱらから西側の撮影地を視察するだけで終わってしまうだろうと思っていたのだが、思いもよらぬ良い景色にめぐり逢うことが出来た。状況が悪くてもやはり現場に足を運んでみないと何が起こるかわからないものだ。

 この後またまた写ば写ばに立ち寄って2時間ほどお邪魔させていただき、10時を過ぎたところで上九の湯にお風呂に入りに行く。そのまま撤退・・・と思ったがまだ時間は早いのでもう1ヶ所花見に立ち寄ってみることにした。

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