後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

マザーテレサの言葉が全てを語っています

2009年02月01日 | 日記・エッセイ・コラム

このブログで今日、「宗教で寛容の気持ちが一番重要です」という趣旨の記事を掲載しました。

それに対してオカブさんからコメントを頂きました。その後半をここにご紹介いたします。最後のマザーテレサの言葉が全てを語っています。

=====オカブさんのコメントの後半です=========

前半分省略、、、、、しかし、私が憂慮する第二、第三のキリスト教の非寛容の弊害は、「福音派」プロテスタンティズムの政治的干渉による、アメリカの対イスラム強硬路線外交であり、さらには私達の身近に見られる、キリスト教による日本の伝統宗教への否定的態度です。この二つにより、近年、日本におけるキリスト教界は未信者である一般の方々による支持を決定的に失っていると言えます。
もちろんキリスト教が「世に媚びる」必要は毛頭ないのですが、前者はまさにキリスト教原理主義が皮肉にも「非聖書的な」価値観に基づき、特にパレスティナの安寧に対して「サタン」の行いを実践していると言っても過言ではないし、後者に関していえば、日本の神道や仏教というものは形式的には神仏への礼拝という形をとりますが、「カミ」も「ホトケ」も、キリスト教の「主なる神」の概念とまったく接点を持たないものであり、キリスト教と対立するものではないこと。すなわち、純粋にいえばキリスト教を宗教とするならば仏教・神道は宗教にあらず、仏教・神道を宗教とするならばキリスト教は宗教にあらずということでしょう。マザー・テレサは瀕死のヒンドゥー教徒の患者に「最高のヒンドゥー教徒になりなさい」と教えたそうです。
「宗教に大切なのは寛容の気持ち」という御テーマは最も私達が心しなけらばならないことと申せると思います。

正統的なキリスト者からすればご批判もありましょうが、小人、駄文を草した次第であります。

(終り)


常夏の八丈島に咲く花

2009年02月01日 | 写真

真冬でも緑溢れる八丈島を車でゆっくり回りながら道端の花の写真をとりました。鶯や奇麗な声の鳥がしきりに啼いていました。強風で黒雲の流れる毎日でしたが汗ばむような気温です。写真は上から順にブーゲンビリア、石垣の日だまりに咲くカタバミ、アロエの花の写真です。八丈島で2月28日から31日の間に撮影しました。

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「宗教で一番重要なのは寛容な気持」

2009年02月01日 | 日記・エッセイ・コラム

今日は日曜日なので宗教に関することを少し書きます。

人類の歴史をみると、宗教の違う民族間の激しい戦争が絶えません。またある宗教を広げるために武力侵略もします。キリスト教の十字軍の戦争はイスラム教を武力で滅ぼそうとした戦争です。現在もユダヤ教のイスラエルはイスラム教のパレスチナ自治政府と戦闘を交えています。

このような事実があるので、日本では無宗教の人々が多いとう意見をたびたび聞きます。

従って、私は宗教にとって一番重要なことは「寛容の精神」だと思います。

それには先ず宗派の壁を崩してお互いに尊敬する必要があります。カトリック小金井教会の主任司祭の山本量太郎神父様は積極的に宗派の壁を崩そうとしています。1月25日(日)の小金井教会「お知らせNo.750」によると、「小金井キリスト教ネットワーク」が発足したことが報じられています。小金井市内にある宗派の違う11のキリスト教会の教職者が集まって相談して作ったネットワークです。教職者の定期的な連絡会を作りましたし、違う宗派の信者が一緒になって合同祈祷会も開催します。イエス様の前では宗派の違いなどありません。

このブログで、推薦したいブログとしてサイドバーに「昼のガスパール」が紹介してあります。書いているのはオカブさんです。世田谷教会の役員です。先日、下北沢でお会いし、いろいろキリスト教のお話をお聞きしました。

ああ本物のクリスチャンだ。という感慨にとらわれました。一度、世田谷教会へ遊びに来ては?ということになりました。

他宗派の教会へ遊びに行くのはどういうものかと迷っていたので、先日、山本神父様へ世田谷教会に行っても良いかご意見をお聞きしました。「是非行ってらっしゃい」とにこやかに答えられました。

オカブさんはお若い方ですが中世のイスラムとキリスト教の歴史を個人的に研究しています。スペイン、ポルトガルを征服したイスラムの将軍がキリスト教徒へ寛容で慈悲の心で接したという話も教えてくれました。

寛容の精神で色々な宗教とそれを信ずる民族を考えると案外公平なものの見方が出来るのではないでしょうか?

ブログを通して出来た若い友人とまたお会いできる楽しみが出来ました。

(続く)


雄大な冬の八丈島の風景写真集

2009年02月01日 | 写真

冬の強風が荒れる八丈島に4日滞在し写真を撮ってきました。黒い雲が覆う景観なので鮮明な写真は撮れませんでした。ご覧になる方々の想像力にお頼りしたいと思います。

八丈島は想像以上に大きな島です。東に10万年前に噴火で出来た三原山、西に1万年前に出来た八丈富士、そして西の海上には八丈富士の弟のような急峻な火山が突き出ています。この3つの山が近すぎず、遠うすぎず、丁度良い距離でどっしりと座っています。この配置が雄大な景観を作っています。島の周囲は60Kmで東京の千代田区、港区、新宿区、中央区などの合計位の大きさだそうです。

八丈富士の中腹に広大な牧場があり、そこまで車が上がれます。写真を撮るには丁度よいので2回登りましたが、ご覧のように2日とも雲が多い日でした。

伊豆七島の大島や神津島へは何度か行きましたが景観の雄大さという点でまったく異なっています。写真をお楽しみ頂ければ嬉しくおもいます。

撮影場所は八丈富士中腹、登龍峠から、末吉洞輪沢海岸、南原溶岩原などです。

撮影日時は2月28日から31日までの4日間でした。カメラはニコンCoolpix 14L

です。ごくありふれたデイジタルカメラです。

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