富良野の あとみん さんは富良野健康生活というブログで、いつも素晴らしい北海道の風景写真を発表していらっしゃいます。お許しを頂いたので今日はいかにも北海道らしい爽快な写真を2枚お送りいたします。お楽しみ頂ければ嬉しく思います。出典は、http://furano2008.blog95.fc2.com/ です。(終わり)
日本の平和な、そして豊かな生活が戦争で壊されるとしたら、北朝鮮の軍事的冒険がもとで日本海で戦争がおきる為でしょう。誰でもがそう思っています。ですから北朝鮮へ圧力をかけて疲弊させドイツの統一のように韓国と平和的に合併すれば良いと思います。
しかし北朝鮮に圧力をかけると窮鼠猫を咬むというように北側から軍事作戦を仕掛けてきます。そこで日本の近辺で戦争が起きないようにするにはどうすれば良いのでしょうか?
答えは単純ではありません。アメリカとロシアと中国は軍事的外交力を持っていて常に軍事的に優位に立とうと努力しています。この3国が日本海の平和の鍵を持っているのは明白です。
アメリカもロシアも中国も北朝鮮という軍事冒険国家を上手に平和国家へ変貌させ、その結果として自分の軍事的優位を確立する戦略を取っています。
日本の将来の生活はこの3国によって影響を受ける可能性が非常に大きいのです。この中で一番怖いのはアメリカとロシアの軍事的、局地的な衝突と思います。
ここで日本海から目を転じて、中央アジアのキルギス共和国で最近起きている米ロの軍事基地建設競争を見てみましょう。昨日、6月24日の読売新聞朝刊の7ページ目に「キルギスで米露綱引き」という解説記事があります。アメリカは現在まで年間40億円をキルギスへ支払ってマナス基地を借りてきました。一方ロシアはキリギスへ2300億円の経済支援をキリギスへ与える代償としてカント基地の49年間のロシア軍駐留を交渉しています。
読売新聞はアメリカがキリギスに基地を持つのは対アフガニスタンへの軍事拠点と言っています。これは日本のマスコミがアメリカの言いなりに報道する見本です。この基地を一番怖がるのはロシアです。地図をご覧下さい。キリギスは中国の国境を接し、ロシアの首都モスクワを無着陸で爆撃できる距離にある国なのです。ここに軍事基地をアメリカが持つことはロシアと中国が嫌がる軍事的外交なのです。将棋で言えば「王手、飛車、角 取り」の手に似ていると思います。ロシアの喉元に刃物を突き付けるようなやり方です。それが証拠にロシアは2300億円も出そうとしています。公平に見れば、アメリカのやり過ぎです。
キリギスという小さな国の中にアメリカとロシアの軍事基地が並存するのです。怖いと思いませんか?この事実が日本海の平和とどのように関係するのでしょうか?その可能性は続編で論じて見たいと思います。(続く)
今日も皆様のご健康と平和をお祈り致します。 藤山杜人