昔、全国の国鉄の路線で蒸気機関車が大いに活躍していた記憶をお持ちでしょうか? 70歳以上の高齢者ならきっとあの石炭の煙の匂い、悲しげな汽笛の響きとともに懐かしく回想されると思います。それが高じて鉄道マニアになり、カメラスポットに三脚をたて列車を待つ趣味になる人もいます。しかし昔の体験のない若い人々にも鉄道マニアが多いのです。写真を撮る、模型を作る、鉄道グッズを蒐集する。いろいろな楽しみ方があります。私は鉄道マニアではありませんが気持が理解できます。船のマニアだからです。船なら機会がありさえすればどんな船にも乗ります。帆船日本丸、豪華客船日本丸、川崎ー九州の快速フェリー、名古屋ー北海道の豪華フェリーの木曾、伊豆諸島通いの かめりあ丸、快速の水中翼船、河口湖や山中湖の子供向き遊覧船、なんでも乗りました。乗ってエンジンの調子や船の重量配分や揺れ方などを考えながら楽しみます。
写真も撮ります。最近撮った写真を5枚掲載します。始めの2枚はいつもレンボーブリッジを車で通るとき見える白い船体の写真です。独立行政法人航海訓練所の練習船の青雲丸(後)と大成丸(前)のです。その次の写真は伊豆七島通いの水中翼船です。4枚目の写真はシンホニィークラシカ号で最後の写真はヴァンデアン号です。夕方の観光クルーズの様子です。最後にもう一枚、独立行政法人航海訓練所の帆船日本丸の優雅な写真を付けます。1999年博多港での写真です。同じ型の帆船、海王丸も航海訓練所にあります。 (出典:http://www.yado.co.jp/ship/nipponmaru/nipponmaru.htm )
このような何の変哲も無い船の写真を見ているだけで幸福感につつまれるのです。気持ちが元気になるのです。ご覧になって幸福を感じて頂ければ嬉しく思います。