後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

ヤマセミとセキレイ3種の姿をお楽しみ下さい

2013年03月20日 | 日記・エッセイ・コラム

ヤマセミは文字通り山の渓流に棲む美しい鳥です。

そしてセキレイも水辺で尻尾を振り振り精悍な動きを見せる素晴らしい鳥です。

下に、野鳥の会のHP:http://www.birdfan.net/gallery/library/sanya_keiryu.html からその写真をしめします。

一番上の写真はヤマセミです。あとは3種のセキレイですが、名前をあてて下さい。

(正解は上に示した野鳥の会のHPにあります。)

0332

0061

0491

0531

このようにして野鳥の名前を少しづつ覚えて行くと愛着が湧いてきます。そして神様はなんと繊細で美しい動物を作ったかと驚きを禁じ得ません。

そんな想いで多くの人は野鳥の写真を撮っている事でしょう。自分で野鳥の写真を撮ろうとして苦心したことがあります。非常に根気の要ることです。野鳥の写真を撮っている人々へ尊敬と敬意を感じます。(続く)


ガンの放射線照射治療を受けて・・・武蔵野日赤病院を絶賛します

2013年03月20日 | 日記・エッセイ・コラム

2009年8月に武蔵野日赤病院で前立腺ガンの全摘出手術を受けました。

その後ガンがゆっくり局所再発し、手術後3年6ケ月から約7週間にわたる放射線照射治療を受け、昨日その照射治療が終わりました。

PSA値が0.500を越えたので総計66グレイの放射線(エックス線)を照射したのです。副作用はほとんどありませんでした。

さて治療を受けて感じますことは武蔵野日赤病院の素晴らしさでです。

病院が素晴らしいと表現すると変な感じがするかも知れません。しかし7週間の照射治療が楽しかったのです。愚かな私には素晴らしいとしか言いようがないのです。

2009年8月に前立腺ガンの全摘出手術を受けた時も、この病院に感動して6編もの記事を書いてこのブログに掲載しました。末尾の参考資料に示した通りです。

さてこの病院が何故素晴らしいか、その理由を2つに大別して説明いたします。

(1)お医者さん、照射室の技師さん、カウンセリング担当の看護師さん、受付のスタッフが実に親切だったのです。

担当のお医者さんは放射線科第一部長の星 章彦先生でした。毎週1回、照射治療の経過と副作用の説明をしてくれます。柔和な性格で親切にいろいろ説明してくれました。明快です。論理的です。

星先生から2つのことを学びました。ガン細胞は正常な細胞より放射線に弱いことです。焦点以外の部分を放射線が通過してもそれほど悪影響がないように照射の強さと回数を決めるのです。成程と納得しました。

そして照射する放射線は波長を最適化したエックス線なので他の臓器への副作用は弱いということも明快な説明でした。ですからどんな種類のガンでも放射線治療は有効なのです。

さて次に感心したことは毎朝行くと松島さんという看護師が必ず副作用の相談にのってくれることです。これは大変重要な仕事です。ガン患者は悩みを持っています。放射線は怖いものです。それを毎日数分ずつの会話をして解決しようといているのです。下に松島看護師の写真を示します。

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この松島看護師はどんな患者にも公平に優しく話しかけ、患者の心の負担を軽くしているのです。写真をブログへ出して良いですかと聞くと、どうぞどうぞと言ってくれました。

さて次は下の写真の扉の中の照射室で働いている数人の技師さんたちの見事な働きぶりです。良い意味でプロフェッショナルなのです。

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体を台の上に乗せ、体の位置を微妙に動かして放射線が間違いなくい患部へ当てるようにします。

私の体に手をかけて微妙に向きを変えたり少し引っ張ったりします。真剣です。その真剣さに感動します。技師さんは男も女もいて、合計15人位でしょうか。

チーム3人で交代で照射してくれます。彼らは良い職業を選んだのです。感心しました。

そして放射線科の受付の女性がまた優しくて気が利くのです。来る患者がガンを持っているのでそのような人を病院が選んで配置したに違いありません。

素晴らしい病院の一番重要な条件は働いている全てのスタッフが患者に優しく、そしてそれぞれが優秀な技能を持っていて、更にお互いの連携プレイが噛み合っているころだと思います。

この病院のマネージメントは成功しています。ちなみに院長は丸山 洋先生という方です。

さて素晴らしい病院であるためのもう一つの条件を以下に書きます。

(2)病院の設計が患者に負担をかけないように深く考えている。

例えば駐車場が広く、かつそれが病院建屋に接近しているんです。これは高齢の病人にとっては実に有難いのです。下にその駐車場を病院建屋3階から撮った写真を示します。

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駐車場は何時も空きがあり、親切な案内人が近い場所へ誘導してくれます。料金は100円とか200円でした。自分の家からここまで20分弱で来れるので、毎朝7週間の通院は楽しいドライブになりました。

この駐車場から建屋に入ると自動受付機がずらりと並んでいます。

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磁気メモリーの診察券を上の自動受付機へ入れると受付票が出てきて何処へ行くべきか明記してあります。(その科の場所が分からない時は後ろに待機しているスタッフにたずねると、親切に連れて行ってくれます)その指示通り地下の放射線科へ下りて行き、そこで又、放射線科の自動受付機へ診察券を入れると全て終わりです。

あとは約束通りの9時20分になると照射室へ呼び込まれます。その中には下のような照射機械があります。数人の技師さんの言う通り服を脱ぎ、台の上に仰向けに寝ます。

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前立腺が存在していた部分に焦点をあて上下左右4つの方向から約20秒づつ照射します。服を脱いだり着たりする時間も含めて10分でおわります。

後は放射線科の受けから診察券を返してもらって、一階にある自動精算機でお金を払って終了です。

この手順の素晴らしさは「待ち時間」の無いことです。病院といえば1時間や2時間はじっと待つのが当たり前と思っていました。病気を持った身にとってそれは苦痛なことです。

それが無く約束の時間どうり治療が終わるということに感動しました。

このように設備も良く、働いているスタッフの全員が親切で連携がよくとれている病院は最高です。たまたま近所にそのような病院があった幸運を神へ感謝しています。

そんなわけでガンの放射線治療をこれから受けられる方は是非、武蔵野日赤病院で受けますようにお薦め致します。

それそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りもうし上げます。

後藤和弘(藤山杜人)

・・・・・・参考資料:以下5編の記事は2009年8月の掲載記事です・・・・・・・・・・

外科医、田中良典先生から学ぶ名医の条件

献身的な若き看護師たちの働き

女性の偉大さは全ての宗教や思想を超越する

「ガンになって知った個人病院と大病院の見事な連携プレイ」―東京都の地域医療支援病院制度―

前立腺全摘出の後遺症ー男が階段を下りる時、

・・・・・・以下1編の記事は2010年9月の掲載記事です・・・・・・・・

私はガン、命を預けているお医者さんをご紹介します・・・田中良典先生のこと