後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

今日の南アルプス主峰、農鳥、間ノ岳、北岳と甲斐駒ケ岳と八ヶ岳の写真

2013年03月21日 | 写真

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左から今日の南アルプス主峰、農鳥、間ノ岳、北岳です。

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一生、登りたく思いつつ遂に登れなかった北岳です。そのバットレスを何度も眺めて溜息をついていました。

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甲斐駒岳の7合目小屋までは息子と2回登りました。頂上直下200mで敗退しました。老齢でもう登れません。

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八ヶ岳です。左端の西岳へは登りましたが主峰へは憧れだけで我が人生も終わりです。

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このような山々の麓の山林の中にある私の小屋です。

近所の山林を伐採している人へお願いして焚火の周りの椅子にする短い松の丸太を貰ってきました。お土産の中村屋の御菓子を喜んで貰い嬉しかったです。

とても気の良い若者がクレーンで伐採した材木をトラックに積んでいました。

晴天の下、新鮮な空気の春風が吹いていました。


人間は高齢になると驚異的に考えが変わります(2)家族や親類へ対する考え方の変化への補足:新撰組と日野

2013年03月21日 | 日記・エッセイ・コラム

佐藤彦五郎は江戸末期の日野宿の名主で、土方歳三の姉のノブさんをを嫁に貰ったのです。その上、佐藤道場を開き、度々近藤勇を招いて、後に新撰組に参加した人々の剣術を教えて貰っていたのです。ある意味では近藤勇の支援者でした。

その幕末に建てられた家が日野市が保存、公開されています。

下にその写真を示します。

佐藤彦五郎の5番目の子供が彦吉と言い有山家へ婿入りした人で、家内の祖父にあたります。

家内の実家はこの日野宿本陣の向かい側にありました。

人間の縁の不思議さを感じながら写真を撮ってきました。つまらない写真ですがお送り致します。

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人間は高齢になると驚異的に考えが変わります(2)家族や親類へ対する考え方の変化

2013年03月21日 | 日記・エッセイ・コラム

家族と言えば私の場合すぐに妻を思いつきます。もう53年間も一緒に住んでいます。父母とは24年間一緒でしたから、その2倍以上も長い年月一緒に生活しています。

高齢になって妻への考えはどのように変わったのでしょうか?と考えてみると全然変わっていません。大切なかけがえの無い人です。よく出来た人です。楚々としています。などとブログで妻の自慢を並べることは愚かな事なのでこれ以上は止めます。

後期高齢者になって変わったことは「愛」から「感謝」へ変わった事のようです。しかしその変化は次第、次第に起きたので「驚異的な変化」ではありません。

それとは対照的に娘と息子の「2人の子供」へ対する考え方は急速に変化しました。

自分が現役の間は、自分が戦前生まれなので「立身出世」に奮闘していました。したがって娘や息子を叱咤激励して立身出世に努力するように説得していました。

しかし時代が変わったのです。反発しかしませんでした。私も不幸でしたが本人たちも不幸でした。戦前型の親孝行の重要さも教えました。

しかし後期高齢者になって私の考えがガラリと変わってしまったのです。

娘や息子へ何も期待しなくなったのです。これは諦めではありません。自然のままが一番良いと考えるように変わったのです。

親孝行に関する考え方も変わりました。彼らが生きている事だけが最大の親孝行と考えるようになったのです。そうすると自分も幸せになります。彼等も幸せになります。それで良いのです。

親類へ対する考えも引退した70歳を境にして驚異的に変化しました。

現役の間は伯父叔母、や従兄妹や家内の親類との付き合いを面倒で厄介なものと考えていました。それが70歳になってからは急に楽しくなってきたのです。

法事や親類の集りで、こちらが楽しそうにしていると、名前も分からない家内の親類が話しかけてきます。そしてどのような血のつながりがあるか丁寧に説明してくれます。

それで偶然分かったことですが家内は土方歳三と血がつながっているのです。家内の祖父の母が土方歳三の姉だったのです(家内は内緒にしていましたが)。歳三さんと家内のDNA鑑定をすれば似たようなパターンになるのです。これはどうでも良いことですが親類というものに急に興味が湧いてきたキッカケになったものです。

結論的に書くと家族や親類に対しての考えが「利己的な愛」から「自然な温かい関係」に変わったのです。その境目は仕事を止めた70歳の頃なのです。

現役の間は職場の人間関係と競争で忙しく、家族や親類の人々と自然な良い関係を築くことが出来なかったのかも知れません。

後期高齢者になると家族や親類との関係が自然になり、幸福な関係が出来るのです。さて皆様はいかがでしょうか?

それそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りもうし上げます。

後藤和弘(藤山杜人)