後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

幸多き瑞穂の国になるために(1)日中不再戦の誓いの泰山木

2015年04月08日 | 日記・エッセイ・コラム
毎日、駄文を書いてはブログやFace Bookに投稿しています。そうしたら、若い人にも良い内容なので高校生の娘にも読ませていますというコメントを頂きました。
これには大変困ってしまいました。私は戦中、戦後育ちの高齢者が共感するような内容のものばかり書いていたからです。そのコメント以来、数週間考えました。そしてこの日本をもっと幸せな国にするために何をしたら良いかを、気楽に連載形式で書いてみようと決心しました。
これからの若い人々の幸多きことを祈りつつ書き進めたいと思います。
今日は中国と今以上に仲良くしましょうという考えを書きます。それが日本の平和の為に非常に重要だからです。終わりに説明しますが、勿論、軍備も必要です。
さて数日前に近所の公園に櫻を見に行きました。下の写真のように美しく咲いていました。

この美しい櫻花の下に日中不再戦の誓いの碑があるのです。

写真が不鮮明ですが、文章の趣旨は昭和12年(1937年)7月7日の北京郊外の盧溝橋事件で戦争が始まりやがて太平洋戦争に拡大し大きな悲劇が起きました。そこで盧溝橋事件の30周年の昭和42年7月7日に日中不再戦の誓いのタイサンボクを一本植えたと書いてあるのです。

上の写真の左端にそのタイサン木が写っています。その木の前に碑もあります。
高校の教科書にも載っているそうですが日中戦争での中国人の犠牲者は1000万人以上と言われています。
勿論、日本の兵隊さんたちも約45万人くらいが犠牲になりました。
この膨大な死者の悲劇と遺族の悲しみを想い、心を寄せ同情を惜しみなくそそげば自然に日中不再戦の誓いになるのではないでしょうか。この碑は日本人の美しい人情の発露なのです。
これからの若い日本人は「絶対に戦争をしない」という誓いを固くしたほうが良いと信じています。
しかし一方で軍備も怠ってはいけないと思います。人間は天使のようにもなれますが、悪魔のようにもなれる存在なのです。自分が天使になったり悪魔になったりします。悪魔になった人々の多い他の国が日本に攻め込んで来たら断固戦う準備だけはしておくことが平和の為に肝要なのです。
軍備の大きさは近隣国との友好関係が確立していれば小さくすることも可能なのです。
さて終わりに蛇足を書いておきます。今日ご紹介した看板は日中友好協会が作ったものです。
ところが日中友好協会には自民党のつくったものと共産党のつくったものが同じ名前で並存しているのです。今日ご紹介した碑は多分、共産党の日中友好協会が出したものと想像できます。私は共産党は好きではありませんが良いものは良いと公言することを信条としています。日中不再戦の誓いと充分な軍備がこの瑞穂の国の平和と安全を保障すると私は信じています。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)