何度も書いていますが私は山林の中の小屋へ行って自然と遊ぶ趣味を1974年から41年間も続けています。それほど心が躍るような面白さはありませんが、楽しさが奥深く、気がついたらもう41年もたっています。最近は老齢化で行く頻度も毎月1回くらいに減りましたが、昨年は25回ほど行きました。小屋の中を掃除したり、薪ストーブを焚いたり、庭に流れる小川を掃除したりするのが何故か楽しいのです。庭にはバーベキュー用の焚火の出来る炉もあります。小川の畔でヒグラシ蝉の鳴き声を聞きながらビールを飲んでいると夢幻の境地に遊んでいるように感じます。そして夕陽を眺めながら山林のなかを散歩します。猿の群れが不思議そうにこちらを見ています。
このような趣味を始めてみたいとお考えの方々の為に、「山林の中に小屋を作り自然と遊ぶ趣味の始め方」という連載記事を書いていきたいと思います。
その第一回は場所の選定方法と山林の買い方です。
この趣味を何十年も続ける為には場所の選定が一番重要です。
(1)場所は自宅から2時間から3時間で行ける範囲にする。
毎月、2,3度行くためには片道3時間が限度です。小屋に着いてから4時間くらいは遊びたくなるものです。車なら高速道路が使えれば片道150Km以内なら良い場所です。列車でも行けて下車駅から徒歩40以内なら良い場所です。車と鉄道の両方が使えれば便利です。
(2)場所は風景の良い所にします。何十年も通っていると風景は非常に重要になってきます。下に私の小屋の近くから見える甲斐駒岳と八ヶ岳の写真をしめします。
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小屋は山林の中に作りますから小屋の窓からの風景は良くないのが普通です。しかし数分散歩すると視界が開け、甲斐駒岳と八ヶ岳のような美しい風景が見えないと心が暗くなってしまいます。
(3)小屋のすぐ脇を年中水の涸れない清流が流れている場所を選定します。清流ですから沸かせば飲めます。そして電動ポンプで風呂桶に汲めば文字通り野天風呂が楽しめます。燃料はプロパンボンベを小型トラックで運び上げ使います。
下に私の小屋の前を流れる清流の写真と、その流れを小屋の中から撮った写真を示します。
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(4)どんな悪路でも車が小屋まで上がれる道路がある場所を選定すべきです。
山林の中の小屋には電気、ガス、水道がついていないのが普通です。炊事道具は家電製品を車に積んで運び上げる必要があります。飲料水も自宅から持参します。泊まる場合には食料品やビールも運ばなければいけません。ですから車が低速でも必ず小屋まで上がれる必要があるのです。
(5)小屋を建てる場所は現地の農家から500m以上離れていることが重要です。小屋で自由な気分になり自然と遊ぶには隣の農家と離れていた方が良いのです。
しかし農家の人々と仲良くすることも重要なのです。
さて以上のような条件の場所が見つかればその山林を買います。その買い方は次回に書くことにして、以下に山林の中の小屋の写真を数例しめします。
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以上で「山林の中の小屋」のイメージがご理解できたと存じます。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)
このような趣味を始めてみたいとお考えの方々の為に、「山林の中に小屋を作り自然と遊ぶ趣味の始め方」という連載記事を書いていきたいと思います。
その第一回は場所の選定方法と山林の買い方です。
この趣味を何十年も続ける為には場所の選定が一番重要です。
(1)場所は自宅から2時間から3時間で行ける範囲にする。
毎月、2,3度行くためには片道3時間が限度です。小屋に着いてから4時間くらいは遊びたくなるものです。車なら高速道路が使えれば片道150Km以内なら良い場所です。列車でも行けて下車駅から徒歩40以内なら良い場所です。車と鉄道の両方が使えれば便利です。
(2)場所は風景の良い所にします。何十年も通っていると風景は非常に重要になってきます。下に私の小屋の近くから見える甲斐駒岳と八ヶ岳の写真をしめします。
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小屋は山林の中に作りますから小屋の窓からの風景は良くないのが普通です。しかし数分散歩すると視界が開け、甲斐駒岳と八ヶ岳のような美しい風景が見えないと心が暗くなってしまいます。
(3)小屋のすぐ脇を年中水の涸れない清流が流れている場所を選定します。清流ですから沸かせば飲めます。そして電動ポンプで風呂桶に汲めば文字通り野天風呂が楽しめます。燃料はプロパンボンベを小型トラックで運び上げ使います。
下に私の小屋の前を流れる清流の写真と、その流れを小屋の中から撮った写真を示します。
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(4)どんな悪路でも車が小屋まで上がれる道路がある場所を選定すべきです。
山林の中の小屋には電気、ガス、水道がついていないのが普通です。炊事道具は家電製品を車に積んで運び上げる必要があります。飲料水も自宅から持参します。泊まる場合には食料品やビールも運ばなければいけません。ですから車が低速でも必ず小屋まで上がれる必要があるのです。
(5)小屋を建てる場所は現地の農家から500m以上離れていることが重要です。小屋で自由な気分になり自然と遊ぶには隣の農家と離れていた方が良いのです。
しかし農家の人々と仲良くすることも重要なのです。
さて以上のような条件の場所が見つかればその山林を買います。その買い方は次回に書くことにして、以下に山林の中の小屋の写真を数例しめします。
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それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)