後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

カトリック小金井教会の元日のミサ風景

2016年01月01日 | 日記・エッセイ・コラム
毎年、元日の11時から新年のミサがあります。
今日はフランシスコ法王の「平和をもたらす努力」に関するお話がありました。テロや戦乱の続く中東を平和にするための一番の敵は「無関心」だという法王のお話がディン神父さまから丁寧にありました。
このようにカトリック教会はフランスコ法王に直結しているのです。そこが興味深いところです。
下の写真に今日のミサの風景をしめします。

1番目の写真は主任司祭のヨゼフ・ディン神父さまが祈りをしている光景です。

2番目の写真は赤ん坊のイエスさまを囲んでみんなが見下ろしている光景です。
カトリックではクリスマスの期間は12月24日に始まり、1月1日の神の母聖マリア様の日で終わりになります。
ですから写真のようなクリスマスの飾りは今日まであります。

3番目の写真は子供の信者に聖なるパンを神父さまが与えている光景です。

4番目の写真は孫が先に聖なるパンを頂いて、その後で祖父が神父さんからパンを受けている光景です。

5番目の写真はディン神父さまです。
昔、南ベトナムの神学校の学生だったとき北ベトナムの共産軍に占領されてしまったそうです。
共産党政権では神学校の将来が不安になり、ボート・ピープルとしてベトナムを脱出したのです。その後、日本に亡命し東京大司教区の神父さんになった方です。
幾つかの小教区の主任司祭をした後で、2010年11月に小金井教会の主任司祭として着任しました。
ベトナムからボート・ピープルとして脱出し、死線を越えて日本に来た方です。
しかしそんなことはめったに話しません。穏やかで優しいご性格です。
以上、カトリック小金井教会の元日のミサ風景のご紹介でした。(終り)

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