後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

離れ島への憧れ(4)八丈島への船旅

2012年01月22日 | 日記・エッセイ・コラム

さるびあ丸は排水量約5000トン、1000馬力エンジン2基の貨客船です。

船の旅が好きで時々いろいろな客船に乗ります。船だけは貯金してでも絶対に良い部屋に乗ることが重要です。窓の無い船倉の部屋には乗らないようにします。そこで特等船室に乗りました。竹芝桟橋から夜10時20分に出航して八丈島まで約11時間です。 
下の大きな写真の最上階前部にある操舵室の真下の手前に暗いデッキの窓が2つ見えます。右のデッキは特等A室2人部屋の外側についたプライベートデッキです。その左の少し大きいデッキは特等4人部屋のプライベートデッキです。 

このさるびあ丸には右舷に2つ、左舷に2つ、合計4つのプライベートデッキ付きの特等客室があります。 

009 

 

011 026 020 

上の3枚の写真は順に船の後半分の様子、受付カウンターの様子、そして後部のオープンデッキの様子です。 

013 031 

上の写真は特等2人部屋の様子です。写真には写っていませんが左にもう一つのベットとその上には前部の窓が付いています。奥に水洗トイレとシャワー室があります。右の写真はプライベートデッキに出て、出入り口のドアの写真を撮ったものです。

さるびあ丸は豪華客船では有りません。特等船室といっても質素に出来ています。しかし部屋を海側へ出ると個人用のデッキがあるという設計には夢があります。このデッキを見て、船旅が途端に楽しくなります。

乗船したら、船室に荷物を置き、船内を一回りし緊急脱出の道筋と救命ボートを確認して置きます。船室に戻ったら救命胴衣を出して確認します。船旅の鉄則です。
 下の4枚の写真はデッキのテーブルの上の缶ビール、レインボーブリッジ夜景、出港後その橋を下から見上げた夜景、そして羽田空港前を過ぎて川崎の扇島の夜景を示しています。肉眼では夜景が鮮明に見え美しいものです。美しい夜景を楽しみながらゆっくりビールを飲みまました。

030 023 028 048 

ビール缶が空になるころに横浜のみなと未来の大観覧車の電飾が見えてきます。出港後約1時間です。飲んでいると観音埼の灯台の強烈な点滅が見えてきます。出港後約2時間後です。下の3枚の写真はウイスキーの小瓶のグラスの写真とくるくる回る夜景の写真2枚です。

044 033 039 

観音埼の灯台を過ぎても浦賀、久里浜、三浦三崎の灯が遠くにかすんで見えます。

屋外に居ても寒くありません。幸い20ノットで走る船と同じ方向へ20ノットの風が吹いているようです。船室へ入ってベットで眠りました。明朝は八丈島へ着くのです。 

054 

 

065 068 

朝、明るくなったのですぐに起床しました。船のデッキへ出ると南方向に上の大きな写真のように左に東山(三原山)、右に八丈富士が連なる八丈島が横たわっています。その右(西方向)の海上の八丈小島が見えます。船は北から近づいています。右が西、左が東です。島には北側に底土港と南側には八重根港の二つがあり風向きによって着岸する港を選んでいます。今日は北側の底土港に着岸します。

このさるびあ丸と同形の かめりあ丸の航行中の姿を八丈島に一泊した翌日の9時頃に南溶岩原から写真に撮りました。下の写真は朝霧にかすんだ かめりあ丸が八重根港へ向かっている姿です。 

210 

これで八丈島までの船旅へのご案内を終わりと致します。(2008年2月の掲載記事より)
 それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。