山・旅日記

クラブの仲間や家族と一緒に登山、トレッキング、旅行に出かけます。その時の様子を写真付きで紹介します。

熊野古道 中辺路を歩く(11/17~20) その1

2006-11-21 11:30:53 | Weblog

11月17日~20 熊野古道の1ルートである中辺路(なかへじ)を歩いた。古くからあがめられてきた聖地、平安貴族も詣でた信仰の道を往時の面影を辿ってみた。中辺路は紀伊田辺から熊野三山へと至る道。平安時代、上皇や貴族たちが頻繁に往来した熊野参詣への主要道。
出発前に想像していたより遥かに厳しいコースで、道も狭く、履物も草鞋しか無かった昔の人々にとっては難行苦行の旅であったと思われる。

今回は時間の都合で一日目の出発は途中から。
今回の旅の案内人”語り部”の北本さん。ユーモアたっぷりの語り口に参加者一同が和やかに。
      
 スタート地点の紅葉が青空に映える。足取りも軽く出発だ

 やがて鬱蒼とした杉林の中へ入る。これぞ熊野の道だな~
  
 途中 「花山法皇」の旅姿を模した「牛馬童子像」(左)にお参り
       
 山伏姿の「語り部」に引率された高校生の一群に出会う
           
 道端の紅葉が見ごろになっている
  
きつい上り坂を登って峠に出た。遥か彼方に”たおやかな”嶺が(見えるかな?)昔はそのように見えたそうだが今は木々が成長し、姿が変わってきたそうだ
           
                    
           
 峠近くの民家のおばさんが笑顔で出迎えてくれた。こんにちわ!
    
 峠の茶店。旅人もここで疲れを癒したであろうか
     
1日目のゴール継桜王子にある野中の一方杉(枝が同じ方向に向いている)  「王子」とは・・・熊野の神を分祠した小社のこと(守護神)
  
 夕陽を見ながら旅の宿へ向かう。 ここは夕陽百選とか。

     
 

その2へ続く